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自治体の皆さまへ

【湯島発】すすめ!地域おこし協力隊Vol:75

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熊本県上天草市

■上天草市で活躍する地域おこし協力隊のコーナ日々の活動や暮らしを紹介します。

▽東濱博子さん
湯島に地域おこし協力隊として着任して約2年になります。
湯島での生活は元旦の「湯島大根マラソン」からスタートします。来年は三度目で今から楽しみです。当日は正月帰省で、島民人口が増えて大盛り上がりです。今年はコロナ規制も和らぎ、ゴールデンウイークやお盆に帰省される方も多くみられました。当たり前の日常の有難さを目の当たりにするこの頃です。
しかし、高齢化・少子化は待ったなしです。島の高齢化による人材不足は、島の観光を支える宿泊業や地域資源の維持に大きな影響を与えています。湯島特産の「湯島大根」「湯島焼酎」など年々減少しています。微力ですが大根収穫イベントなどをして湯島ファンを増やしていこうと思います。
また、空き家問題も深刻です。上天草空き家アドバイザー協議会の一員となり、空き家課題に取り組んでいます。老人会の月定例会での空き家講座や島民のご協力をいただき空き家調査をしています。今期は「湯島DIY木の学校」を開催予定です。
昨年7月から再開したねころびカフェは、デッキをつけたり熊大生が看板を作ったりして、リニューアルしたカフェに、県内や海外からの観光客が立ち寄ってくれます。
島の暮らしは相変わらず何の不便もなく、一日の終わりは夕陽に癒されながら贅沢な日々をすごしています。それもこれも、島民の方の優しさがあるからです。
これから3年目を目前にして、少しでも役に立てるように、島民の方々と日々を重ねていきたいと思います。

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