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令和5年度 施政方針(1)

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熊本県上天草市

3月市議会定例会において、堀江市長が令和5年度の施政方針を説明しました。
本年度は、“ポストコロナ”“アフターコロナ”に向けた社会経済活動の変化を見据え、これまで以上にデジタル技術を積極的に活用しながら、住民サービスの向上と地域経済の活性化に資するよう、多角的な事業展開に取り組んでまいります。

施政方針の中から、令和5年度における主な取り組みについてお伝えします。
令和5年度施政方針の2次元コードは本紙4ページをご覧ください。

■総務部門
〔防災対策〕
▽自主運営避難所の拡充
地域で運営している避難所について、地域の実情に即した防災の取り組みができるよう支援をします。
▽安心・安全の確保
災害を未然に防ぐ取り組みとして、冠水が多い江後地区に防災カメラを設置し、冠水する前に、情報を発信します。

■企画政策部門
〔時代の潮流に応じたまちづくり〕
▽デジタル化の推進
デジタル技術の活用による住民サービスの向上や業務効率化など、市民の利便性向上を目指します。
▽ワーケーションの推進
「上天草市ワーケーション事業」を継続して実施します。
▽宮津地区将来構想の推進
これまでの基礎調査を参考に基本計画を策定します。
▽「上天草市地域公共交通計画」に沿った取り組みの推進
公共交通の改善や移動手段の維持・確保に取り組みます。

■経済振興部門
〔観光振興〕
観光客をコロナ前の水準に戻すためプロモーションを推進します。
▽アウトドアアクティビティなどで交流人口を増やす
『ロゲイニングの活用』
スマートフォンの位置情報などを使用し、観光スポットなどを周遊するイベントを開催します。
『ジップライン』
自然のなかなどにワイヤーロープを設置し、滑車を使って滑り降りるアウトドアアクティビティ、姫戸白嶽森林公園に整備を計画しています。

〔商工振興〕
▽運送事業者の省エネ車両への買替促進事業
昨今の燃料費高騰に直面する運送事業者の支援と脱炭素を促進することを目的として創設します。
▽「デジタル商品券発行システム」の開発と「デジタルプレミアム食事券発行事業」
市内での経済循環に繋がる、将来的なデジタル地域通貨の運用を見据えた取り組みとしてシステムの開発を行い、食事券発行により、コロナ禍で疲弊した飲食店支援と併せ、このシステムのユーザーの増加を目指します。
▽海運振興対策事業
これまでの支援を継続し、本市の基幹産業である海運業の振興を図ります。

〔農林水産業の振興〕
▽農業生産基盤整備
圃場・農道・水路等の施設整備を進めます。
▽低地の浸水対策
農業被害の軽減及び住民生活の安心・安全の実現を目指します。
▽有害鳥獣対策
猟友会と連携し、農産物の被害軽減、住民生活の安全確保に取り組みます。
▽新規漁業就業者支援
漁業の担い手を育成・確保するため国や県、市独自の支援事業にて、新規就業者支援に取り組みます。
新規漁業者支援事業内容:
・新規漁業就業者研修事業
・新規就業者定着支援事業

■健康福祉部門
〔子ども子育て支援〕
▽第2子の保育料の完全無償化
子育て世帯に対して、よりきめ細やかなサービスの提供と更なる支援の充実を図ります。

〔健康づくりの推進〕
▽生活習慣病の予防
健康診断のWEB予約システムの活用や、AIによる未受診者への受診勧奨などを強化します。

■教育部門
〔子ども子育て支援〕
▽学校ICT施設の活用推進
学習用タブレットを活用し、学校教育の充実を図るとともに、家庭学習への活用を推進し、誰一人取り残されない学校教育の実現を目指します。
▽給食費の2分の1の補助
給食材料費の高騰分を支援するとともに、市内小中学校に在籍する児童生徒の第2子以降に対し、給食費の2分の1の補助を実施します。

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