上天草発 すすめ!地域おこし協力隊 Vol:72

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■上天草市で活躍する地域おこし協力隊のコーナー。日々の活動や暮らしを紹介します。

▽渕上紀久さん
令和2年10月に「上天草市地域おこし協力隊」として着任以来、業務である「地域生活ボランティアの推進」を行うためには、まず上天草の「人」と交わり「風土」を学ばなければと考え、地域活動や伝統行事など数多の訪問を重ね、そこで見たこと感じたことをブログで発信してまいりました。
これらを継続できたのは、どなたの顔も名前も分からないまま「かよいの場」や「グラウンドゴルフ」、また、「お祭り」などの場へ飛び込みで訪問しても、首からぶら下げたカメラを見て「熊日ん人かい?」と話し掛けて下さったり、初めて聞く「地域おこし協力隊」というフレーズに戸惑いつつも「よかよ!」と快く受け入れていただいた皆さんの優しさのおかげです。
そして、「上天草の魅力、そして気づき」と題し、「上天草の人と風土の魅力」と「今ある支えをこの先へと繋ぐ必要性」について講話させていただく機会が増えてきたことも、皆さんとの交流を重ねて来たことで築くことが出来た信頼関係の賜物と重ねて感謝申し上げます。
コロナ禍の影響は未だに暗い影を落としておりますが、「そんな今だからこそ心身の健康づくりを!」と新たに活動を開始した「かよいの場」や、体力や認知機能の衰えを防ぐためにと活動を再開された「かよいの場」があり、そして、伝統行事の再興で地域に活気を取り戻そうとする動きなど、足を運んだからこそ触れることができた幾つものことをブログに綴っています。また、一部を抜粋したブログダイジェストを回覧板で皆さんのご家庭にお届けしていますので、ぜひ一読下さいませ。
さて、北海道から移住した「ヨソモノ」の活動は、9月いっぱいで終了いたしますが、これからも「年齢を重ねても住み慣れた上天草で暮らせる支えづくり」を推進いたしますので引き続きよろしくお願いいたします。