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月刊市長室Now(なう)!

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熊本県上天草市

■栄養満点 鱧(ハモ)を食べよう!
今の時期が旬であるハモは、「さかなへん」に「豊」と漢字で表されるとおり、味わい豊かな魚で、栄養価が高く、滋養強壮のほか、老化防止や美容にも効果があるそうです。
大矢野の港に揚がるハモは、キラキラと黄金に輝く姿から、『大矢野黄金のハモ』としてブランド化されており、東京の豊洲をはじめ、関東・関西の市場で高い評価を得ています。市場関係者の方のお話では、大矢野のハモは、漁獲量が安定していて、良質であるため、その市場では全国1位・2位で取り扱われる年もあり、現在は、活魚平均単価の2倍以上の高値で取引されているそうです。
特に、関東での取扱いが増えてきており、首都圏の料亭はもちろんのこと、居酒屋やスーパーでも出されるなど、高級魚でありながらも身近な存在となりつつあるようです。
また、京都では、夏の風物詩と言われるほど、鱧料理が食文化として根付いておりますが、それは輸送に時間がかかった時代、ハモは生命力が強く、瀬戸内などから京都まで生きたまま運ぶことができたため重宝されたことによるそうですが、その生命力や栄養価から、夏バテ防止に適した食材であったことも関係していると思います。
ハモの栄養や効能を調べてみると、「良質なたんぱく質やビタミン、カルシウムなどが多く含まれ、免疫機能の向上、疲労回復効果などがある」「コラーゲンの含有量はウナギよりも多く、美肌効果がある」などと紹介されていました。
また、私はよく湯引きされたものを酢味噌や梅肉で食べるのですが、プリッとした食感で、クセがなく旨味が感じられ、とても美味しいと思っています。
旬である今、美味しい地元のブランド魚を食べないのは、非常に勿体ない気がします。市内の店頭には、調理しやすく骨切りした状態で販売されているものもありますので、ぜひお好みの食べ方で味わってください。

▽ハモの代表的な美味しい食べ方
・湯引き、天ぷら、ハモフライ、しゃぶしゃぶ など
※アイデア次第でいろいろな調理法でお召し上がりいただけます。

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