■西釜(にしがま)ちどりさん(70歳)
松島町今泉
▽継続する大切さ、古稀でつかんだ入選
西釜さんは、今年開催された第36回熊本県シニア美術展の工芸の部で、シャドーボックス作品を出品し、見事入選されました。
シャドーボックスとは、1種類の絵を複数枚用意して、パーツを切り貼りして重ねることで立体感を出すアート手法で、「1枚の絵がパーツの切り貼りの仕方で何通りの作品に化けるところが面白い。」と、西釜さんは話されます。
西釜さんは、9年前から松島町合津の「シャドーBOXアトリエMITSUKO」に月に2回通い、作品制作に励んでいます。当初は老化防止と仲間づくりが目的でしたが、シャドーボックスの奥深さを知って、作品制作に夢中になっていきました。5年前からは、熊本県シニア美術展にも作品を出品するようになり、ついに今年、先の美術展で初めての入選となりました。入選した感想を「何事も継続することが大事。続けてきてよかった。」と嬉しそうに話されました。そして、何よりも制作した作品を友人の金婚祝いや新築祝いなど祝い事でプレゼントすると喜んでくれることが、一番のやりがいになっているそうです。
今後の活動については、「アトリエの先生、生徒のみんなと和気あいあいしながら、制作を続けたい。そして、美術展でもっと高い賞を取れるように頑張りたい。」と話されました。
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