キバッ輝ヒト(65)

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■神﨑芽衣(かみざきめい)さん(33歳)
大矢野町維和

▽維和島の魚料理を全国へ
神﨑さんは、1月18日(木)、熊本県商工会連合会が開催した「肥後もっこすのうまかもんグランプリ」に、自らが製造した「維和島漁師&嫁の鮗酢漬け」を出品し、一般消費者による投票やホテルの料理長らの審査を経て、出品数全33品の中から、見事ベストセレクションに認定されました。
この認定された加工品を製造している神﨑さんですが、加工品の製造業を始めようと思ったのは、漁師である旦那さんが獲ってくる魚の中に規格外などの理由で市場での販売が難しく、やむを得ず廃棄しなければならない魚を何か有効活用できないか、また、維和島の家庭でよく食べられている魚料理をより多くの方々に味わってもらいたいという思いがきっかけとなり、令和3年7月に維和島で「神栄」を夫婦で立ち上げ、水産物の加工品の製造を開業されたそうです。
神﨑さんに加工品を製造する際、特に苦労することを尋ねると、「やはり魚の鮮度を保つことを考え、獲れた魚をその日に全て捌く必要があるので、毎日1,000匹以上の魚を素早く捌くことが体力的に大変です。」と話されました。
このように漁師である旦那さんと共に夫婦二人三脚で営んでいる神﨑さんですが、今後の目標は、「維和島の家庭の魚料理を県内に限らず、県外の方々にも知ってもらうため努力し、全国の加工品のグランプリで入賞を目指したい。」と強く意気込みを話されました。

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