【上天草発】すすめ!地域おこし協力隊 Vol:80

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■上天草市で活躍する地域おこし協力隊のコーナー。日々の活動や暮らしを紹介します。

▽星野真理(ほしのまり)さん
昨年このコーナーでオルレについて書かせていただいたのですが、今回もオルレのお話しです。上天草には維和島と松島に2つオルレコースがあります。今年は2月3日(土)に維和島コース、2月4日(日)に松島コースで九州オルレフェアが開催され多くの方が参加し楽しんでくださいました。私は今年初めて維和島コースの運営に携わらせていただき、数年前まで参加者として楽しんでいましたが、今回は運営側の苦労やその先にある楽しさ、嬉しさを経験することが出来ました。
維和島はコロナの影響で開催が出来ない時期が続き、今年やっと開催でき区長、婦人会、老人会など多くの島民の皆さんにご協力いただき無事に開催することが出来ました。地元の皆さんの日々の整備のおかげで、認定から10年を超えファンもいる大切な観光資源です。島中で住民の皆さんが沿道に立ち、声をかけてくださり、婦人会の温かい豚汁やぜんざい、農家の皆さんが旬のみかんをふるまって応援してくださる姿が印象的で維和島の皆さんの暖かさを感じたことを思い出します。今回はその時の記憶を出来る限りさかのぼり、自分がいただいた感動を今回参加されるお客様にも味わってほしいと思い任務をこなしました。お客様のアンケート回答も満足していただいた内容がほとんどでしたが、改善点も関係者で確認し合いました。お客様が喜んでくれるのはもちろん嬉しいのですが、地元で協力し合って何かに取り組むことが大切だ、地元に活気が戻った、という言葉が地域の方々から出て、本当にその通りだなと感じました。今回は維和小学校の生徒さんにオープニングでソーラン節を披露いただいたり、オルレに参加してもらったり、大矢野中学校の皆さんには受付や抽選会のお手伝いをしていただきました。若いころから地域の活動に係わり地元の魅力に触れることの大切さを実感しました。