■「クーリングシェルター」を知っていますか?
「クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)」とは、暑さをしのげる場を確保することで、極端な高温時に熱中症による重大な被害の発生を防止するため、市町村が指定する施設のことです。
本市でも、「熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)」が発表された場合は、危険な暑さから身を守る場所として、市内18か所の公共施設をクーリングシェルターに指定し、開放しています。
熱中症を予防するためには、不要不急の外出を避けることは当然のことながら、どうしても外出しなければならない場合は、帽子や日傘を使って直射日光を防ぎ、できるだけ日陰を歩くなどして、暑さから自分の身を守る工夫が必要です。
近年、気候変動の影響により、猛暑日が増加し、熱中症のリスクが高まっており、実際に、熱中症の疑いで救急搬送された人のニュースが、新聞やテレビなどで連日報道されています。
熱中症というと、暑い日差しのある屋外で発生するイメージを持たれている方が多いかもしれませんが、室内にいる場合でも、条件によっては熱中症になることがあります。室内にいるときも、温度や湿度を気にかけ、エアコンや扇風機を使用して、室温を適切に保つとともに、こまめな水分補給を心がけてください。あらかじめ、休憩時間を決めておくことも効果的です。
まだまだ暑い日が続きますが、十分な熱中症対策を行い、この夏を乗り切っていただきたいと思います。
※クーリングシェルターに指定している施設の一覧は、市ホームページからご確認いただけます。
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