【上天草発】すすめ!地域おこし協力隊 Vol:85

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■上天草市で活躍する地域おこし協力隊のコーナー。日々の活動や暮らしを紹介します。

▽東濱博子さん
皆さん、こんにちは。地域おこし協力隊の東濱博子です。いよいよ協力隊任期の最後の年を迎えました。また、「ぬっかですね～」があいさつ代わりの湯島で生活して、3年目の夏になりました。
4月27日(土)に、他の地域おこし協力隊4名と『第1回湯島ロゲイニング』を開催しました。ロゲイニングとは、地図やコンパスを使って、制限時間内にエリア内のチェックポイントを多く回り得点を競う競技で、小さな離島湯島の素晴らしい魅力をより多くの方に知ってもらいたいとの思いで企画しました。初めてのイベントであり、全てが手探りの状態でしたが、まずは、資金集めでクラウドファンディングを行い、多くの方に資金提供をいただきました。また、スタッフで協力し、競技に使う地図やポイント作りや協賛集めに奔走しました。運営から集客まで何もかも初めての事ばかりでしたが、たくさんの人のご協力のおかげで参加者枠50名がわずか2日で満員になったときは、スタッフみんなで大歓声をあげました。イベント当日は、深夜からの雨で開催が危ぶまれましたが、皆さんを乗せたチャーター船が湯島に着いた途端に、嘘のように雨が上がり、天候も味方してくれました。イベントでは、島民の方や協力隊メンバーなど多くの方にお手伝いいただき、島の方の手づくりのタコ飯弁当も大好評でした。参加者のほとんどが初めての湯島ということもあり、湯島ならではの非日常を味わってもらえたようで、参加者からは「湯島最高!」など多くのお喜びの声をいただき大成功だったと思います。
イベントをとおして、一人ではできない事も志を共有できる仲間がいれば何でもできる事を実感しました。これからも湯島の魅力を島内外の方と共有できるイベントを続けていきたいと思っています。
地域おこし協力隊退任後も、湯島で仕事をしながら上天草暮らしを笑顔で続けていきたいと思っています。4月に個人事業屋号を湯島の日々がいい日でありますようにという思いを込めて『湯島好日(ゆしまこうじつ)』にしました。移住当初のわくわくわくドキドキを今も変わらず持てる日々はとてもありがたいことです。
現在は、任期終了後の生活を模索しながら前に進んでいこうと思っていますので、これからもどうぞよろしくお願いします。
日々是好日