【復旧復興状況】人吉市のまちづくりを考えよう!

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市では、復興まちづくり計画に基づき、住民主体の場で検討を重ね、関係者一体となって計画の実現へ向けて歩みを進めています。その一つの取り組みとして、ワークショップを開催しましたので報告します。市民の皆さんが、まちに対して日常的に感じる思いや住んでいる地域を取り巻く環境の実態などについて共有しながら、理想の姿を考えました。

■麓・老神地区まち歩きワークショップ
(1月27日開催、参加者14人)
まち歩きをしながら、地域の良いところを見つめ直し、まちづくりの方向性を語りました。
人吉城跡公園を中心に回るコースと、周辺の歴史的建造物や飲食店、神社などを回るコースの2コースに分かれ、見つけたものを付箋にメモしたり写真を撮りながら、2時間ほど散策した後、相良神社社務所で全員が集まってそれぞれのコースで見つけた地域資源などを共有し、振り返りを行いました。

◇ワークショップで出された意見
・温泉が点在しているので温泉巡りができそう。
・永国寺から大手門跡の通りを城下町の雰囲気になるように統一した景観にできないか。
・人吉城歴史館の隣にあずまやが欲しい。
・人吉城跡のルートマップを作ってほしい。
・麓・老神地区のまち歩きマップ(古地図との重ね図)があると良い。

■城見庭園利活用検討ワークショップ
(2月6日開催、参加者17人)
城見庭園がこれからも市民の皆さんに愛され、憩いの場所となるよう、城見庭園の今後のあり方や利活用策について、皆さんに意見を聞きました。
ワークショップではまず、これまでの城見庭園の使われ方や位置付けなどの説明と質疑応答。その後、参加者は4つのグループに分かれ、城見庭園がどんな場所であってほしいか、どんな風に使いたいか、それぞれの意見を出し合い共有しました。

◇ワークショップで出された意見
・対岸に人吉城跡があり、球磨川も見え、眺望が良い場所なのでそれを生かした活用が良い。
・トイレがあると良い。
・ゆっくりと過ごせる場所にしたい。
・地域住民も大切にしてきた場所。今後も住民の意見を聞きながら進めていってほしい。

問合せ：市復興支援課まちづくり推進係
【電話】22-2111(内線3115)