■観光復興に必要なものは
・清流球磨川の観光復興と防災を語るフォーラム
人吉球磨地域の観光復興と防災を考えるフォーラムが、2月18日にカルチャーパレスで開催されました。人吉温泉女将(おかみ)の会さくら会が主催。
歌手のさとう宗幸さんのコンサートで幕を開け、後半は観光復興と防災を考えるシンポジウムを開催。さくら会会長の有村政代さんのほか、南阿蘇温泉と武雄温泉の旅館の女将や松岡市長らが討論し、「観光復興には肥薩線の再開が欠かせない」「風評被害を防ぐためポジティブな情報発信も必要」などの意見が出されました。
■未来型復興を進めるために
・総合計画と総合戦略の答申
市政運営の総合的指針となる第6次総合計画(後期基本計画)の策定にあたり、人吉市総合計画策定審議会の大賀睦朗会長と人吉市デジタル田園都市構想総合戦略審議会の鳥越英夫会長から2月7日に答申がありました。答申書は両協議会が審議の結果をまとめたもの。
大賀会長が「未来を担う子どもたちが住み続けたいと思えるような魅力的なまちをつくってほしい」と話すと、松岡市長は「市民の皆さんと一丸となって取り組んでいきたい」と答えました。
■まちの未来を語ろう
・令和5年度ひとよし未来カフェ開催中
市民の声を市政に生かすことを目的に、松岡市長が各町内や団体を訪れて直接市民と語り合う地域座談会「ひとよし未来カフェ」を開催しています。
今年度は西校区と西瀬校区を対象とし、1回目は1月26日に矢黒町内会で開催。松岡市長が豪雨災害からの復旧・復興状況や市の取り組みなどについて報告した後、意見交換を実施。参加者からは、地域の困りごとや市の取り組みに対する意見などが出されました。今年度は残り2回開催予定で、場所や時間は本紙31ページをご覧ください。
■一足早い春をお届け
・人吉球磨のひなまつり開催中
人吉球磨の10市町村で構成する人吉球磨ひなまつり実行員会主催の「人吉球磨のひなまつり」が、2月3日から始まりました。3月31日までの開催。期間中は各市町村でひな人形を展示したり、週末にイベントを開催したりするほか、宿泊施設などではひなまつりにちなんだ宿泊プランや食事を提供しています。
初日には、青井阿蘇神社でオープニングイベントを開催。イベントの成功を願った鏡開きや各市町村によるイベント告知、詩吟の披露などを行いました。
■想像力や共感力を育もう
・親子ふれあい人形劇
人吉市青少年育成市民会議家庭部会が主催した親子ふれあい人形劇が、2月10日にスポーツパレスで開催されました。親子で共感できるかけがえのない時間を過ごしてもらおうと企画したもの。
演じたのは九州一円で活動している人形劇団ぱれっと(熊本市)。子どもたちは保護者の膝の上に座ったり、保護者と笑い合ったりしながら劇を鑑賞。まるで生きているかのような人形の表情豊かな動きに目を輝かせ、人形劇の世界に引き込まれていました。
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