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令和5年度 ひとよし未来カフェ 実績報告

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熊本県人吉市

市では、市長と市民の皆さんが直接語り合い、その意見を市政に生かしていくために、地域座談会「ひとよし未来カフェ」を平成28年度から開催しています。
令和5年度は、13町内を対象に11回開催。延べ161人に参加していただきました。
会場では、松岡市長が豪雨災害からの復旧・復興状況や現在の市の取り組みについて説明した後、参加者から説明に対する質問や、地域の課題・要望、まちづくりのアイデアなどが出されました。
令和5年度に開催したひとよし未来カフェの内容を報告します。

■各会場で出された参加者からの意見・質問と、それに対する市長の回答の一部を紹介します。(Q→参加者からの質問、A→市長の回答)

Q.高齢化で町内会の運営ができなくなるのではないかと心配
A.例えば上原田町については、上原田町の町内会全体で合併をしようという話が進んでいる。少子高齢化でこれからは町内会も消防団も合併しないと成り立たなくなると思う。合併を進める場合は市でしっかり支援したい。

Q.中学卒業後に市外に出ていく子どもが多いが、通学が不便だからではないか?
A.県北や天草などでは地元高校への進学率は5割ほどと聞いているが、人吉球磨ではありがたいことに各高校で頑張ってもらっていて、8割以上が進学し地元に残っている。一日も早くくま川鉄道を全線開通させ、生徒たちの通学の障害を取り除きたい。

Q.子どもの遊び場がないので造ってほしい
A.豪雨災害後、村山公園や石野公園に仮設住宅を建てたため、市全体として遊び場が減っていて、大変心苦しく思っている。今後仮設住宅を集約し、これまでの公園は使えるようにしたい。また、遊水地の利活用案の一つとしても考えていきたい。

Q.カルチャーパレスの大ホールはいつ復活するのか?
A.建物の老朽化が進んで吊り物の落下の恐れがあり大変危険な状況だが、工事には莫大な費用が掛かるのですぐに修理できず、大変迷惑を掛けている。今後、施設をどのように考えていくのか議論するところ。

Q.遊水地はどれくらいの効果があるのか。できる限り田んぼを潰したくないが、命を守るためであれば仕方ないと思っている
A.遊水地の効果は球磨村など下流側に対しての効果が高いと聞いている。流水型ダムや田んぼダム、山の整備や河道の拡幅など、さまざまな手段を使い流域全体で治水安全度を高めていく取り組みの一つとご理解いただきたい。

■令和5年度開催実績

■参加者数
合計161人

問合せ:市秘書課広報統計係
【電話】22-2111(内線3141)

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