令和5年度 人吉市国民健康保険の医療費状況をお知らせします

25／44

国民健康保険は、病気やけがをしたときに安心して医療を受けられるように、お金(国保税)を出し合って医療費を負担する制度です。
※グラフの出典は全て「国保データベースシステム：R5年度」

■メタボ該当者や予備群の割合が高くなっています
本市では、メタボリックシンドローム(メタボ)該当者や予備群の割合が、同規模自治体などと比較すると高いことが分かります。偏った食生活や運動不足、ストレス、喫煙などの生活習慣が原因の場合が多く、進行すると生活習慣病を引き起こすことがあります。

◇令和5年度　特定健診結果

■医療費の割合は生活習慣病が多くを占めています
糖尿病や高血圧症、慢性腎臓病(透析あり)などの生活習慣病と言われる病気を合わせると、医療費全体に占める割合が高くなっています。
1年に一度、健診を受けて体の状態を知ることで、生活習慣病をはじめとするさまざまな病気の予防につながり、重症化を防ぐことができます。

◇疾病別の医療費割合

■健診を受けていない人の生活習慣病医療費は高くなっています
生活習慣病医療費を健診受診者と健診未受診者で比較すると、健診未受診者の医療費が高くなっていて、令和3年度は2.7倍、令和4年度は3.1倍、令和5年度は2.9倍となっています。

◇健診受診者と未受診者の生活習慣病医療費

■年に1回、特定健診を受診しましょう!
市では、40歳以上75歳未満の国民健康保険加入者を対象に、特定健診を行っています。特定健診の受診は、健康状態を把握でき、生活習慣病の予防や病気を早期発見できる機会です。病気の自覚症状が無いため、気付いたときには重症化していたということがないよう、ぜひ特定健診を受けましょう。

令和7年度の健診の申し込みが始まります。詳しくは本紙23ページをご覧ください。

問合せ：市市民課国保年金係
【電話】22-2111(内線1021)