話題をおって

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■球磨川に今年の活躍誓う
・カヌー初こぎ会
川霧が立ち上る球磨川で、1月3日に新春恒例のカヌー初こぎ会が開かれました。人吉高と球磨工高のカヌー部員をはじめ、両校の練習に参加する小中学生など約60人が参加。
両校の校長やカヌー部顧問らの激励を受け、部員たちは早速球磨川へ。千メートルのタイム測定やスタートダッシュの練習を行うなど、力強いパドルさばきを見せていました。球磨工高カヌー部主将の長谷川結丸(ゆいまる)さんは、今年の目標について「熊本県の高校総体で総合優勝を目指す」と話していました。

■ジビエの魅力を知って
・ジビエ料理試食会
人吉商工会議所では、新たな地域資源としてジビエの魅力を知ってもらおうと、1月15日にバルエイト(駒井田町)でジビエ料理試食会を開催しました。
飲食店や宿泊業、観光関係者ら35人が参加し、人吉球磨産のイノシシやシカを使ったハンバーグやステーキなど全17品を堪能。球磨焼酎と料理の相性も確認しながら交流し、ジビエの可能性を探りました。旅館を営む堀尾謙次朗さんは「好き嫌いが分かれるジビエだが、癖がない味に変化して驚いた」と話していました。

■高校生と市議が熱く意見交換
・議員と語ろうin人吉高校
市議会では、若者に地方議会を身近に感じ政治について考えるきっかけにしてもらおうと、1月9日に「議員と語ろうin人吉高校」を開催しました。議員15人と人吉高の生徒1・2年生が参加。
意見交換では、外国人観光客増加を見据えた案内表示の多言語化や、市議会からの情報発信の強化などさまざまな質問や意見が飛び出しました。2年の野田美凛(みのり)さんは「来年選挙権が与えられるので、地域や政治について考えながら生活したい」と話しました。

■大切な人の命守るため
・人吉下球磨消防組合救命講習
目の前で人が倒れたときに命を救えるよう、適切な手当を学ぶ救命講習が、1月21日に人吉下球磨消防組合中央消防署で開催されました。
参加者は座学で心肺蘇生法などを学び、胸骨圧迫や人工呼吸、AED(自動体外式除細動器)の使い方を体験。練習の後、人が倒れている場面を想定して一通りの救助活動を行いました。参加した福山夕紀(ゆき)さん(球磨郡錦町)は「以前親族が倒れた時に周りの人が助けてくれた。学んだことをしっかり身に付けて実践したい」と話しました。

■非常時に温かいご飯食べるには
・球磨工高サバイバル飯炊き
災害で電気やガスなどが使用できないときに温かいご飯を作れるよう、球磨工高の防災教育学習「サバイバル飯炊き」が令和6年12月20日に同校で実施されました。
授業で防災について学ぶ3年生8人が講師となり、2年生に空き缶を使った米の炊き方を指導。缶のふたを切り取って米を入れ、紙パックを燃料にして炊飯し、炊き上がったご飯を味わいました。2年の山田莉瑚(りこ)さんは「缶と紙パックだけなら気軽にできるのでキャンプでも使えそう」と話していました。

■日台連携し竹細工で地域活性化
・竹工芸と地域商品開発ワークショップ
台湾と人吉から講師を迎え、地域資源を活用した工芸品作りを体験する「竹工芸と地域商品開発ワークショップ」が1月17・18日に矢岳駅で開催されました。人吉中央ロータリークラブと台湾の台北城東(たいぺいじょうとう)ロータリークラブが主催したもの。
竹工芸体験では、台湾で竹を使ったインテリアなどを手掛ける李雅靖(りやーじん)さんが花飾り作りをレクチャー。参加者は竹を放射線状に組む輪弧(りんこ)編みに挑戦しました。参加した遠目塚(とおめつか)あやみさん(宮崎県)は「作った花飾りは家に飾りたい」と話していました。

■地域の宝をきれいに!
・市職員ボランティア活動
市では、社会貢献活動の一環として市職員ボランティア活動を令和6年12月21日に実施しました。コロナ禍や豪雨災害の影響で一時中断していましたが、5年ぶりに再開。職員とその家族約百人が参加し、SL人吉展示場やくま川鉄道ホーム、人吉駅周辺を清掃しました。
SL人吉展示場では、全国に展示してある蒸気機関車などの清掃を手掛ける入江高亘(たかひろ)さんを迎え、指導を仰ぎながらSL人吉を清掃。車輪や車体を油や研磨剤などを使ってきれいに磨き上げました。

■市役所にクリスマスソング響く
・クリスマスランチタイムコンサート
市役所が単に手続きの場所だけでなく、市民交流の場になればと、市役所1階市民コーナーのピアノを使ったクリスマスコンサートを令和6年12月24・25日に開催しました。音楽を専門に学んだことがある職員や楽器が趣味の職員4人が企画したもので、初めての試み。
職員はピアノやサックスなどで「戦場のメリークリスマス」や「きよしこの夜」などクリスマスにちなんだ6曲を披露。2日間で約百人の市民が訪れ、曲が終わる度に大きな拍手が湧き起こっていました。