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くまモンポート八代へのクルーズ船寄港状況

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熊本県八代市

くまモンポート八代が完成して4年。令和5年には、約3万人の乗船客が訪れ、そのうち1万5千人が市内を周遊しました。クルーズ船の寄港による市内への経済効果や市民の声を紹介します。

■近年のクルーズ船寄港状況

八代港へのクルーズ船寄港数は、平成29年に過去最高の66回の寄港がありましたが、令和2年から2年間は新型コロナウイルス感染症の影響によりクルーズ船の寄港はありませんでした。
くまモンポート完成後の令和4年1月に初の国内クルーズ船「にっぽん丸」が初寄港、令和5年4月には国際クルーズ船の寄港が再開しました。
今年は12月末までに32回の寄港を予定しています。

■コロナ禍以前のクルーズとの比較

■市内への経済効果
◇1寄港当たりの市内消費額
約726万円

※R6.1~7月のクルーズ船寄港時の事業者・テナント・乗船客などへのアンケート調査を基に試算

(1)市内周遊者の消費額(飲食・土産)
(2)くまモンポート八代のテナント消費額
(3)タクシー利用料金
(4)クルーズ船乗組員の消費額

◇令和6年に見込まれるクルーズ船32寄港による市内への直接的な経済効果
約2億3千万円

◇クルーズ乗船客の動向

※R6.1-7月のクルーズ船寄港状況を基に算出。
※市内と市外を周遊するツアーバスについては、市内周遊および市外周遊の双方に計上

■おもてなしに参加された市民の方からの声
○ようこそスマイル隊
ようこそスマイル隊の活動は、ボランティアなので、自分の時間がある時に、気軽に参加できます。クルーズ船を近くで見ることができ、乗船客の皆さんと時間を共有できることは、ほかでは味わうことができない体験であり、現場でしか味わえない感覚があります。言葉は通じなくても、お手振りをすることで、自然と口角が上がり、楽しい気持ちになります。

○八代白百合学園高校通訳ボランティア
海外の人と直接交流することは日常では少ないため、観光客の皆さんとの交流はとても新鮮で、貴重な経験になっています。尋ねられたことを英語で教えた際に、笑顔で「Thank you」と言われたときはとてもうれしく、言語や文化が違っても優しさは変わらないと実感しました。今後も通訳はもちろん、八代の魅力の発信も頑張っていきたいです。

■クルーズ船寄港時の市内店舗からの声
○本町商店街「中華料理太楼」
コロナ禍以前に比べて、一度に大量の商品を購入されることは少なくなりましたが、それでも入港回数を重ねるごとに来店者も増えており、多いときは約80人の来店がありました。顔なじみになった乗組員の人が、寄港の度にリピーターとして来店することもあります。中にはプライベートで乗船客として八代に来た際にはパートナーと一緒に来店するなど、うれしい出来事もありました。

○本町商店街「マルクラ」
クルーズ船が寄港すると、多いときは200人くらいの乗船客が、Tシャツやくまモンネクタイなどを購入してくれます。また、クルーズ船内でのドレスコードもあってか、スーツなどの高額商品を購入されることもありました。クルーズ船の種類によっては、お客さんの来訪がないこともありますが、新たなビジネスチャンスとして、前向きに取り組んでいきたいです。

■一緒にお迎えする仲間を募集
○歓迎アトラクション出演者
くまモンポート八代にクルーズ船が入出港する際に、歓迎アトラクション(演奏や踊り、伝統芸能)の出演者を募集しています。

○スマイルバンビ隊(お手振りボランティア)
くまモンポート八代にクルーズ船が入出港する際に、園児によるダンスや太鼓などの演舞やお手振りをする人を募集しています。

○ようこそスマイル隊(お手振りボランティア)
くまモンポート八代にクルーズ船が入出港する際に、お出迎えやお見送りをする人を募集しています。

問合せ:港湾・クルーズ振興課
【電話】33-8777

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