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熊本県南阿蘇村

■長年の伝統を未来へ繋いでいく
飛瀬孝治(とびせ たかはる)さん(長野)

300年以上の歴史があり、熊本県重要無形文化財、文化庁選択無形文化財の指定をうけている長野岩戸神楽。祭りの奉納で神楽殿にておこなわれる全33座の舞いは、非常に迫力があり、多くの人たちを魅了しています。そんな長野岩戸神楽を舞っているのが、飛瀬孝治さんが会長を務める「長野岩戸神楽保存会」の皆さんです。
今回の長野阿蘇神社秋季大祭は4年ぶりの開催ということで、身が引き締まる思いだったという飛瀬さん。練習の時もなかなか人数が揃わず、長野岩戸神楽での連携や駆け引きがきちんとできるか心配されていましたが、秋季大祭では神楽9座を無事に奉納されました。こうした限られた練習の中でも成功することができたのは、長野岩戸神楽が地域の伝統として根付き、子どもの頃からの練習の積み重ねがあったためです。来年も多くの人たちに喜んでもらいたいと話されていました。
今後は、長年続いた長野岩戸神楽の伝統を次の世代にも繋げていきたいとのこと。コロナ禍以前、飛瀬さんらは小学生向けに舞いを教えており、今後も多くの人たちに教えていきたいと話されました。長野岩戸神楽を舞うことで、お客さんに喜んでいただき、やりがいを感じることが魅力だそうです。皆さんも、長野岩戸神楽の伝統に触れてみてはいかがでしょうか。

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