3月31日に南阿蘇村立野交流施設(以下、「交流施設」)の落成式が執りおこなわれました。
この交流施設は、平成27年2月に策定した立野駅周辺整備計画を基本とし、立野地区のコミュニティー再生およびその後発生した熊本地震からの創造的復興を目的に、地域の皆さんの交流の場、観光・交通機関施設として建築されました。
事業費は用地費、設計および工事費などを含めて約4億7,500万円となり、財源の一部にキリンビバレッジ株式会社からの復興支援寄付金を活用しています。
今後は、7月15日の南阿蘇鉄道全線運行再開前までに、南阿蘇鉄道のホーム側の工事と駅前広場整備工事をおこなう予定です。
■施設概要
所在地:南阿蘇村大字立野1572番地13
敷地面積:1,566.87平方メートル(駅前広場含む)
構造:鉄骨2階建一部木造
建設工期:令和3年10月13日~令和5年4月28日
(交流施設は3月27日に完成)
建築面積:556.63平方メートル
延床面積:633.56平方メートル
主要用途:
・1階…南阿蘇鉄道本屋・トイレ・倉庫
・2階…テラス・コンコース・待合室・授乳室・トイレ・バリアフリートイレ・機械室
建設事業者:吉永・橋本特定建設工事共同企業体
設計・監理:株式会社ジメント
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