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自治体の皆さまへ

退任のごあいさつ

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熊本県南阿蘇村

■副村長 田中 信行

3月31日の任期満了をもちまして副村長を退任いたしました。
平成31年4月就任当時、俵山ルートは西原村で迂回する状況でした。また阿蘇の山肌や道路、田畑などに残る熊本地震の多数の傷跡を目の当たりにし、熊本地震からの復旧復興に最優先で取り組む必要性を痛感しました。
4年間が経過する中、災害公営住宅が全棟完成したほか、俵山ルート、JR豊肥線、国道57号線、そして新阿蘇大橋が完成し、いよいよ7月15日には南阿蘇鉄道も完全復旧します。全国の皆さまのご支援をいただきながらも、村民一丸となって熊本地震からの復旧復興に取り組んだ努力が着実に実っていることを嬉しく思います。
任期中これらの事業が円滑に進むよう、そして「誰もが住みたい住み続けたい南阿蘇村」に向けた村づくりに努めて参りました。ただ、任期中の大半の期間を新型コロナ感染症に翻弄され、村民の皆さまとお会いする機会が少なかったことは残念でした。
今後ますます少子化、グローバル化が進む中、課題は多々ありますが、自治体の中では自然や景観、水資源に恵まれた魅力ある村です。今後も子や孫の代といった将来を見据えた村づくりを村民の皆さまで進められることを願っています。4年間ありがとうございました。

■教育長 松野 孝雄

熊本地震から1年になろうとする平成29年3月、当時、教育委員会の事務局長をしていた今村了介さんからの「私が助けますから教育長を引き受けてください」の言葉に支えられ、教育長に就任し2期6年が過ぎました。この間、前半の3年間は児童生徒の学力充実や心のケアを含む地震への対応、後半の3年間はコロナウイルス感染症の感染拡大による衛生管理などを中心としたコロナウイルス対応に終始し、先生や教育委員会の皆さんと無我夢中で取り組んできました。そのような中でも新生白水小学校の誕生、素敵な図書室の設置、村営塾と未来を開く事業も完成し、子どもたちもすくすくと育ち社会へと巣立っています。これも教育の全てを任せていただいた吉良村長、「子どものためなら」の合い言葉で背中を押してくれた議員の皆さま、そして南阿蘇村の中心となって働いているかつての生徒達、その保護者の皆さまの支えがあったからだと感謝しています。私の後任はくしくも私を教育長に誘った久木野中学校時代の生徒、総務課長で定年を迎えた今村了介さんです。安心して任せられます。6年間、ありがとうございました。

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