なんでも南部分署

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■救助工作車の更新運用開始について
平成18年から運用してきた救助工作車を令和4年度に更新しました。これまでの救助工作車は、管内の救助事案はもとより、緊急消防援助隊による東日本大震災や平成29年7月九州北部豪雨、県内相互応援隊による熊本地震、令和2年7月豪雨などさまざまな災害現場に出場しました。このたび、長きの役目を終え当消防本部3代目の救助工作車に引き継ぎます。
今回更新したII型救助工作車は、シングルキャブのバス型ベースの車両です。車両の側面には阿蘇神社の楼門、くまモン、阿蘇山などさまざまなデザインを施しています。阿蘇山のデザインは、夜間光に反射する仕様になっております!車両の下部には、ボディの補強および防錆効果のある特殊塗装を施し、引き締まった仕上がりになっています。
車両の後部座席は、バス型特有の広い座席空間が確保されており、出動途上での装備の着装などがおこなえます。資機材は、油圧器具、パワーカッター、チェーンソー、送風機などが充電バッテリー式になり、機動力などが向上しています!
他にも屋上上昇式照明装置やクレーン装置、運転席設置のワーニングモニターなど多くの装備を備えております。災害は起きないことが一番ですが、いざという時、この車両で皆さんの生命、財産をお守りできるよう、隊員も日々訓練に励んで参ります。
ぜひ阿蘇市の消防本部まで車両見学にお越しください!

問合せ：
・阿蘇広域行政事務組合　消防本部　南部分署【電話】0967-62-9034
・火事・救急【電話】119