[第1弾]おかえり南阿蘇鉄道!～そして、新たなレールへ～

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熊本地震で甚大な被害を受け、一部区間(高森駅～中松駅の7.1km)のみの運行となっていた南阿蘇鉄道(以下、「南鉄」)が7月15日、7年3カ月ぶりに全線で運転を再開しました。
再開にあたっては、不通区間となっていた中松駅～立野駅間、また新たにJR肥後大津駅までの乗り入れも始まりました。
沿線の各駅では、高森駅6時00分発の1番列車、6時29分発の初めての肥後大津駅乗り入れ列車などが通過すると、南鉄の全線運転再開を心待ちにしていた多くの住民や南鉄ファンが一生懸命旗を振って歓迎していました。
記念すべきこの日、始発から終電まで乗客とともに、たくさんの笑顔を運んだ1日となりました。

7月16日・17日も多くの人たちが各駅に集まっていました。
7月16日には南阿蘇鉄道全線運転再開後初めてのトロッコ列車が運行しました。トロッコ列車は全便満席で、乗客は車窓から南阿蘇の田園風景や、雄大な阿蘇五岳の景色などを堪能しながら列車の旅を楽しんでいました。

南阿蘇鉄道全線運転再開では、多くの村民の皆さんにご協力いただきありがとうございました。
各駅でおこなわれたイベントなどは、来月号でご紹介します。