村では、納豆や豆腐で有名な「株式会社丸美屋」と包括連携協定を結び、大豆を振興することとしています。
大豆は6月~7月上旬くらいまでに播種し、2回程度の中耕・培土と開花後に2回ほどカメムシの防除をすることで11月中旬頃から収穫できます。
大豆などの栽培に向けて昨年、農業公社では播種機と中耕・培土が出来る乗用管理機を導入しました。また、収穫と乾燥調製は丸美屋の営農部門である「農匠なごみ」が受託してくれますが、入り口の幅が2m以下の狭い場所には入れませんので作業委託を検討される場合は南阿蘇村農業公社にご相談ください。
大豆はシカに葉を食べられるので、獣害対策は必須です。また、温暖化に伴ってカメムシが増えて開花期までは順調に育っても鞘がつかずにいつまでも葉が青々していることが多くなりました。カメムシの防除も必ずおこなってください。
水田に大豆を栽培して水田活用直接支払交付金を受け取る場合は、丸美屋との播種前契約と南阿蘇村地域農業再生協議会への届け出が必要です。交付金について詳しくは南阿蘇村地域農業再生協議会へお尋ねください。
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