◆復興むらづくり協議会(まとめの集会)
1月17日、役場2階庁議室にて、対象8区※と担当課4人にて復興むらづくり協議会(まとめの集会)を開催しました。協議会では、主に【協議会のこれまで】と【協議会の今後の活動】について村から説明をおこない、その後意見交換を実施。今年度中をもって復興むらづくり協議会としての活動を閉会することになりました。
※対象8区:立野区・駅区・新所区・黒川区・沢津野区・乙ヶ瀬区・長野区・袴野区
◇復興むらづくり協議会のこれまで
平成28年4月 平成28年熊本地震発生
平成29年1月 「復旧・復興計画に向けた勉強会」開始
6月 「復興むらづくり協議会」発足
・特に被害が大きく、ライフラインの復旧や生活再建に時間を要する8区により村への要望書提出があり、協議会発足。
平成31年4月 「南阿蘇村集落復興支援事業」開始
・集落の再生や活性化に向けた地域の事業団体が各区で順次発足。地域の特性を生かした10団体が活動を開始。
・令和4年4月 「南阿蘇村復興記録誌・未来への轍」発行
・発行に向けて座談会での取材や活動のまとめ。
11月 「6地区(8区長)アンケート調査」
・復旧工事などが終盤となり現状や課題を調査するアンケートを実施。
令和5年12月 「復興むらづくり協議会交流・勉強会」開催
・アンケート結果での各区の課題解決に向け交流勉強会を開催。
令和6年1月 「復興むらづくり協議会」まとめの集会開催
・令和5年度にて協議会全体での活動終了。
◇協議会地区の今後について
今後も必要な工事などの相談は、各地区にて役場担当課に相談していただきます。会の役目を終了する場合は規約に基づき協議会員(地区住民)に諮られる予定です。
◇フォーマットの作成について
地区からは今後も過疎対策ワークショップをおこなっていく要望もあり、「これから集落のススメ方」と題したフォーマットの提案をおこないました。
◇編集後記
約7年間の活動をおこなってきた復興むらづくり協議会は今回で最後となり、「復興むらづくりだより」も最終号となりました。今後は、次の課題に向けた動きへと変化していきますが、能登半島地震の発災により職員の派遣や熊本地震での経験を活かした支援が多く求められ、これからも支援の輪は続き、語り継ぎも大切になっていきます。また、集落支援業務も3月末で終了となるため、7年間の流れをもとに以下のとおり4日間の報告会をおこないます。一緒にふりかえり、次に活かしましょう。(北里)
◇「次に活かしたいふりかえり展」
日時:3月13日(水)~16日(土)午前10時から午後3時
会場:旧長陽西部小学校 震災伝承館 交流室
問合せ:政策企画課 集落支援員 北里
【電話】0967-67-2230
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