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地球温暖化対策 -脱炭素社会の実現に向けて- Vol.20

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熊本県南阿蘇村

◆村地球温暖化対策実行計画(区域施策編)を策定しました
二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスは、地球温暖化を進める原因の一つと考えられています。私たちの日々の暮らしの多くは、化石燃料を由来とするエネルギーの消費によって支えられている一方で、消費によって発生する温室効果ガスを排出しています。このため、温室効果ガスの排出を削減する対策に取り組んでいく必要があります。
村民、事業者、行政それぞれが、温室効果ガスの排出削減に取り組み、再生可能エネルギーの導入・活用を加速させ、2050年のカーボンニュートラルを達成するための計画として、2024年3月に「南阿蘇村地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」を策定しました。
村では、2020年に熊本連携中枢都市圏共同(2024年現在20市町村)で、「ゼロカーボンシティ」の宣言を行い、2050年度までに温室効果ガス排出量を実質ゼロとするカーボンニュートラルを目指しています。2022年には村の再生可能エネルギー(水力、地熱、風力、バイオマス、太陽光など)の利用可能性に関する調査結果をまとめた「南阿蘇村地域再エネ導入戦略」を策定しました。2022年5月には、村がSDGs未来都市に選定され、豊かな自然環境、地域資源を最大限に活用した草原の維持、地下水涵養、二酸化炭素吸収の役割を村全体で担い、観光、農業などの地域振興を進めていくことをその計画に定めています。
区域施策編は、2030年度までに取り組むべき対策および施策をより具体化するための個別計画として位置付けられ、環境、活力および暮らしに関するさまざまな活動の中で温室効果ガス排出削減に取り組み、また、温室効果ガス排出削減の取り組みが環境、活力および暮らしへの利益につながることを目指して策定しています。
なお、区域施策編は村ホームページで公表しています。

※詳しくは本紙P.12をご覧ください。

問合せ:水・環境課 環境保全係
【電話】0967-67-3176

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