■てあそびマフを南阿蘇に!
藤原 奈緒美(ふじわらなおみ)さん(乙ヶ瀬)
ウィズマフの会代表として活動されている藤原奈緒美さん。昨年7月に阿蘇医療センターからの依頼で「てあそびマフ(認知症マフ)」を作られたことをきっかけに活動を開始されました。「てあそびマフ」とはカラフルな装飾のついた筒状のニット製品で、認知症患者に安らぎをもたらすものです。藤原さんは昨年12月までは1人で活動をされていましたが、現在は下田区にある浄林寺で定期的に編み物会を開催し、作った「てあそびマフ」を医療機関や高齢者施設、能登半島地震の被災地へ寄付をされています。
藤原さんは「ウィズマフの会の活動によりいろいろな人にボランティアのきっかけと、つながりの場を与えることができて嬉しい」と話されます。今後は、「てあそびマフ」を村内に広めていき救急車などにも「てあそびマフ」を配備されることが目標とのことです。最後に「ウィズマフの会をみんなの集いの場として、楽しく無理なく活動を続けていきたい」と話される藤原さん。これからも素敵な「てあそびマフ」を作り続けられることが期待されます。
※藤原さんの「原」は環境依存文字のため置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。
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