夏は私たちにとって楽しい時期ですが、水辺の事故に気を付けなければならない時期でもあります。
水辺での事故は毎年1,300件を超え、特に夏休み期間となる7月~8月は多く発生しています。昨年夏期における、子どもの水辺の事故の主な発生場所の1位は「海(55.3%)」、2位は「河川(35.7%)」となっており、行為別の事故発生の1位は、「水遊び(28.2%)」、2位は「魚とり・釣り(13.7%)」となっています。
しかしながら、水辺の活動は、自然環境への興味関心が高まり、五感を強く刺激することによるリフレッシュ効果もあるなど高い教育効果があることも分かっています。
“危険だから”と水辺から遠ざけるのではなく、子どもたち自身が「自分の命は自分で守る」セルフレスキューの意識と技能を身につけ、さまざまな活動を通じて「生きる力」を伸ばしていくことも大切な経験といえます。
《安全に水辺の活動を楽しむために……》
・水辺に遊びに行く前に「天気予報を確認」
・水辺で遊ぶときは「ライフジャケットを着用」
・水辺で遊ぶときは「一人で行かずグループで」
・溺れている人を見つけたら「飛び込まず助けを呼ぶ」
・水に落ちてしまったら「あわてず、浮いて助けを待つ」
各家庭でルールを決め、安全に水辺の活動を楽しむように心がけてください。
●南阿蘇村白水B and G海洋センターのプールが開館します
開館期間:7月2日(火)~8月31日(土) 午前10時~午後9時
※期間中、月曜日は休館です。(月曜日が祝日の場合は火曜日が休館)
※夏休みまでは、平日は夜間(午後5時~午後9時)のみ、土・日・祝日は午前10時~午後9時までの開館です。
※詳しくは、各家庭へ配布される日程表をご確認ください。
南阿蘇村白水B and G海洋センターでは、安全に水辺で遊ぶことができるよう、浮き身の練習やライフジャケット体験などを行う「水辺の安全教室」を実施しています。併せて子どもたち向けにカヌー体験なども計画していますので、後日配布する参加申込書をご確認の上ご参加ください!!
問合せ:教育委員会 社会教育係
【電話】0967-67-1602
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