農作物被害で困っている。誰に聞いたらいいの?～教えてジビエ協力隊 Vol.4 ～

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■鳥獣被害対策の3本柱　其の二『追い払う・柵で守る』
～ワイヤーメッシュ編～シカ・イノシシから守る

▽ワイヤーメッシュとは
ワイヤーメッシュは建設用資材の一つで、防獣ネットなどに比べて強度があり、高さもあるのでシカ・イノシシに対して非常に効果的な防護柵です。

▽どんなワイヤーメッシュを使えばよい?
・鋼線の太さは5mm以上⇒これより細いと簡単に曲げられる可能性があります。
・格子は正方形で10cm以下⇒これより大きいとイノシシの幼獣などは入ってしまいます。

▽ワイヤーメッシュを張るうえでのポイント
・支柱を2m程度の間隔で地中に十分に打ち込む。(50cm程度)
・地際に隙間を作らないようU字アンカーなどで固定する。
・傾斜地や水路・溝などの凹部分にも柵を重ね隙間を作らない。
・柵の表裏を確認する。縦のワイヤーが外側!

▽設置後の維持管理
ワイヤーメッシュは張ったら終わりではなく、定期的な点検・メンテナンスが欠かせません。動物は見通しのよい場所を避けるため、柵周辺の草刈りを定期的に行い、破損箇所を見つけたら修繕し、野生鳥獣に『侵入できる』と思わせないことが重要です。
次回は鳥獣被害対策其の三『捕獲』です。

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問合せ：農政課 林務整備係
【電話】0967-67-2707