■SNSがきっかけのトラブルに注意
◇相談事例1
お金に困っていたところ、SNSで融資サイトを見つけた。融資を希望する書き込みをすると、お金を貸してもよいという人が現れたが、融資の保証金として、先にギフトカードを購入してコードを伝えるようにと言われた。指示通りにしたが、お金は貸してもらえなかった。(40代 女性)
◇相談事例2
SNSに「SNSを使って小遣い稼ぎをしないか」とダイレクトメールが届いた。興味を持ち返信すると、コミュニケーションアプリへ誘われ、ビジネスサポートの説明を受けた。高額で契約できないと言うと、稼いだお金で簡単に返済できると借金を勧められた。借金して契約したが、儲からなかった。(20代 男性)
◇相談事例3
SNSでやり取りした相手からコンサートチケットを2万5000円で購入することになり送金したが、チケットは届かなかった。SNSの相手のアカウントは削除され、知らされていた電話番号も繋がらない。(20代 女性)
◇トラブルに遭わないために
SNS運営会社の利用規約では、SNSをきっかけとするトラブルの責任は負わないとしていることがほとんどです。
先にお金を払うよう強要される場合は要注意。お金を払った後に連絡が取れなくなることも多く、一度支払ったお金を取り戻すことは困難です。SNS上では知り合いでも、本当に信頼できる相手なのかは、慎重に判断しましょう。
「絶対に儲かる」などの説明はうのみにしないこと。借金を強要されるような勧誘なら、契約を踏みとどまる勇気も必要です。
運転免許証などの身分証明書の情報を送るように言われるケースもありますが、悪用される可能性が高いので、絶対に送らないようにしましょう。
問合せ:市消費生活センター(安全安心課内)
【電話】096-248-5442
相談受付時間:平日 午前10時〜午後4時
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