男女共同参画推進懇話会便(だよ)り

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男女共同参画推進懇話会(だんじょきょうどうさんかくすいしんこんわかい)
委員　桜井　直美(さくらい　なおみ)さん

男女共同参画推進懇話会の委員となり2年目に入りました。
私の中で意識の変化があったのは、1月に行なわれた『気づきうなずきフェスティバル』で、LGBTQについての講演を聞いた時でした。講師の三浦暢久(みうらのぶひさ)さんの実体験や、ご両親への思いに触れて胸が熱くなり、性的マイノリティがゆえの苦労や葛藤に心を打たれました。“LGBTQ”という言葉は耳にしていましたが、この講演で初めて理解が深まり、性的マイノリティについて変に構えたり、意識したりすることなく、ごく自然に接していけるようになりました。ひとりでも多くの人が理解し、誰もが偏見のない世界で幸せに暮らしていける社会になってほしいと思います。
私は、母子保健推進員として、乳幼児健診のお手伝いをしています。7カ月、1歳半、3歳児と健診がありますが、最近は、父親が連れての受診が多くなっています。きっと、家庭でも夫婦で協力しあって子育てをしているのだろうと思うと、微笑ましく、エールを送りたくなります。同時に、誰でも気兼ねなく育休が取れて、夫婦で育児に取り組み、思いやりのある幸せな家庭を築いていけるような社会に1日も早くなって欲しいと思っています。
さて、この連載記事のタイトルが今月号から変更になりました。以前の“素敵な人生・素敵なパートナー”から、より男女共同参画へのイメージが湧き、身近で分かりやすくなるように懇話会委員で協議し、“男女共同参画懇話会便り”としました。これからも、懇話会委員の情報を発信していきますので、よろしくお願いします。
来年1月20日(土)には『気づきうなずきフェスティバル』を開催します。詳しくは、後日広報紙などでお知らせしますが、魅力ある内容を準備中ですのでご期待ください。ひとりでも多くの参加をお待ちしています。