素敵な人生・素敵なパートナー

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男女共同参画推進懇話会
委員
中野(なかの)　秀人(ひでと)さん

男女共同参画推進懇話会の委員となり1年が経過しました。この1年は主に今年4月から運用が開始されたパートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度や、これに関連したLGBTQについて懇話会で議論を行ない、講演会に参加することで自分なりに見識を深めることができました。
その中で、私が何よりも大事だと感じたことは、人を性別で判断せず一人の人間として、「その人の生き方や考え方を尊重する」ということです。この生き方や考え方こそが人生であり、それぞれ違うのが当たり前です。お互いの人生を尊重し認め合ったうえで、足りない部分を補い協力していくことが男女共同参画を推進するための共通する理念だと思います。
私は、相手からの協力に対して感謝の気持ちをしっかり伝えることが公私ともに不十分だと痛感しています。今後少しでも感謝の気持ちを相手に伝えていきたいと思います。
世界を見渡すと男女格差や差別は徐々に改善に向かっている印象はありますが、まだまだ平等とは言い難い状況にあると思います。国連もジェンダー平等を掲げて久しくなりますが、ひとりひとりのちょっとした心がけと行動がないと世界は何も変わりません。〝みんなが変われば世界が変わる〟そのひとりとして私も微力ですが、身近な人々に男女共同参画推進懇話会委員の知識や経験を伝えていくことが、委員2年目となる今年の役目ではないかと考えています。