こうし PHOTOリポート(vol.23)

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12月15日、令和5年度菊池地方青年農業者会議in農大が開催されました。これは菊池地域農業の担い手である青年農業者が、日頃経営改善に向けて行なっている取り組みや成果を互いに発表し、直面する課題の解決や、菊池地域の農業の発展に貢献することを目的として、菊池地方青年農業者クラブ連絡協議会(4Hクラブ)が毎年開催しているものです。
今回は初めて県立農業大学校で実施し、4Hクラブや菊池地域の若手就農者、就農支援アドバイザー、県立農業大学校の学生など約70人が出席しました。8組がそれぞれの取り組みについて発表し、活発な意見交換が行なわれました。

■4Hクラブとは
若い農業者が集まり経営・技術向上のための取り組みや、他地域の農家見学などを行なっています。
Hands…農業改善の腕を磨く
Head…科学的に頭で考える
Health…元気に働き健康増進
Heart…誠実で友情に富む心

■発表者　坂本悠三(さかもとゆうぞう)さん
(平島、米・カスミソウ)
くまさんの輝き(水稲)の植え込み密度の違いによる生育状況を調査しました。収量・品質に違いが表れ、苗代や買い取り価格を加味した収益性まで比較し結果を発表しました。初めてで緊張しましたが、よい発表ができたと思います。

■発表者　村田拓史(むらたひろふみ)さん
(南須屋、甘藷・アスパラガス)
大津町のサツマイモ生産者と共同で、加工品としての焼き芋の研究や消費者の嗜好調査を行ないました。品種によって加熱時間が同じでも食味が変わり、芋って奥深いなと感じました。調査を続け、作付け割合などの参考にしていきます。

■菊池地域4Hクラブ副会長　池田祥(いけだしょう)さん
(弘生、アスパラガス)
菊池地域4Hクラブにはさまざまな形で農業に携わる20～40歳代の人が加入しています。農業に関する意見交換や相談ができ、挑戦や仲間づくりの場にもなります。興味のある人はぜひ気軽に参加してください。

問合せ：
・県北広域本部　農業普及・振興課【電話】0968-25-4279
・農政課　農政班【電話】096-248-1445