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男女共同参画推進懇話会便り

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熊本県合志市

(だんじょきょうどうさんかくすいしんこんわかいだよ)り

男女共同参画推進懇話会 委員
原 恭平(はら きょうへい)さん

私が考える男女共同参画とは、子どもから年配の人、外国の人など、全ての人が生きやすい社会を作ることを目指し、考え、行動することです。
そのためには家庭、学校、地域社会、職場など日常生活のさまざまな場面で男女共同参画の視点を意識していく必要があります。
今年度、男女共同参画推進懇話会では、アンコンシャスバイアスについての研修を行ないました。アンコンシャスバイアスとは、無意識の偏見という意味です。
・最近の若者は根性がない人が多く、仕事に対する心構えが甘い
・母親は仕事より子どもを優先するものだ
・父親は一家を支える収入を得るべきだ
・定時に帰ろうとする同僚にイラっとすることがある
例えば、この4つの考え方について、そう思うこととそう思わないことがあると思います。これは、無意識の思い込みチェックリストの一部で、省みることで自分の価値観を可視化することができます。自分の考え、認識が正しいという思い込みが職場の人たちに対する態度に出ていないか。同じ価値観同士で違う価値観の人たちにハラスメントをしていないか。など自分の思い込みに気づき、相手を理解することが大切です。
昨年1月に開催した、気づきうなずきフェスティバルで、LGBTQについての講演会をしました。講演会後のアンケートでLGBTQの人たちをどうしても受け入れられないという考えの人もいました。もちろん個人の考えなので、そのことを責めることはできません。しかし理解をする努力をし、今までの自分の価値観だけではなく、多様な価値観があることに気づくことで、誰もが住みやすい社会、より良い職場になっていくと思います。

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