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■暗号資産のもうけ話
◇事例1
高校時代の友人と食事に行った。友人の知人も一緒だった。その人物から「投資に興味はないか。自動売買ソフトを使って暗号資産に投資すれば儲かる。それに人を紹介すれば紹介料がもらえる」と勧誘された。断れず、その場で契約した。その後海外の暗号資産を購入したが儲からない。誰も勧誘はしていない。返金してほしい。20代(男性)

解説：今回の場合は訪問販売に該当し、契約書面を貰ってから8日間はクーリング・オフができます。

◇事例2
マッチングアプリで知り合った男性に勧められ暗号資産に投資した。お金は個人口座に振り込んだ。利益が出たので引き出そうとすると税金を支払うよう言われ、消費者金融で借金をして支払った。引き出したお金からすぐに返済できると思った。
さらに保証金を請求され詐欺だとわかった。
50代(女性)

解説：すぐに警察と振込先の金融機関に口座凍結の依頼をしてください。しかし、支払ってしまったお金を取り戻すのは非常に困難です。

◇アドバイス
SNSやマッチングアプリで知り合った面識のない相手から暗号資産の投資を勧められたら詐欺的な投資話を疑ってください。お金を支払ってしまったら、相手と連絡が取れなくなり、被害回復は困難になります。
暗号資産の交換業者は金融庁・財務局への登録が必要です。事前に確認しましょう。
投資にはリスクが伴います。取引内容が十分に理解できない場合は契約をしないようにしましょう。
投資のトラブルは年齢に関係なく起こっています。簡単に儲かる話はありません。不安に思ったら消費生活センターへ相談してください。

問合せ：市消費生活センター(安全安心課内)
【電話】096-248-5442
相談受付時間：平日　午前10時〜午後4時