地域と共に歴史を紡(つむ)いで―開校(創立)150周年

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10月から11月にかけて、開校(創立)150周年を迎えた西合志南小学校、西合志第一小学校で記念の行事が行なわれました。地域をあげたお祝いの様子を紹介します。
なお、同じく150周年を迎えた合志小学校では、令和7年1月に記念式典が行なわれます。

■西合志第一小学校
◇10月13日　タイムカプセル開封
100周年の際に記念碑に埋蔵したタイムカプセル。当時の在校生が集まり、50年ぶりに開封しました。習字や作文など懐かしい品々に会話も弾みました。

◇11月1日　開校記念式典
10月13日に開封した、50年前のタイムカプセルの埋蔵品の展示や、学校の歴史を調べた児童たちの学習発表などがあり、保護者や地域住民も参加して、150周年をお祝いしました。

◇西合志第一小学校の歩み
明治7年　弘生(ひろお)学校が開校
昭和5年　西合志第一尋常高等小学校となる
昭和22年　西合志第一小学校となる
昭和49年　開校100周年を迎える
昭和54年　現校舎が完成

■西合志南小学校
◇11月16日　創立記念式典
児童代表が「多くの人たちが繋いできた学校への思いを受け取り、未来へ繋ぎます」と挨拶しました。また、いずれも卒業生で、タレント・加納麻衣(かのうまい)さんが式典の司会、剣道・渡邊(わたなべ)タイ選手が記念講演の講師を務めました。渡邊選手は、「こどもたちには諦めない心、感謝する心、苦しいことから逃げない心を大事にしてほしいです」と語りました。

◇11月16日　西南小祭り
記念式典終了後の午後、PTA主催で校内にキッチンカーや出店が集合。児童や保護者、地域住民が集まり、賑わいました。

◇西合志南小学校の歩み
明治6年　須屋校、黒石校が創立される
明治38年　両校が統合し須屋黒石尋常高等小学校に
昭和28年　西合志南小学校となる
昭和32年　再春荘分校(県立黒石原(くろいしばる)支援学校)開校
昭和58年　西合志東小学校を分離