■突然の電話や訪問に注意
◆事例1
「明日○○の点検に伺います」と電話があった。取引のある事業者(A)だと思い了承した。気になって(A)に確認すると、そのような電話はかけていないと言われた。訪問してきたらどうすればいいか。
(70代 女性)
◇解説
約束があったような口ぶりで訪問を承諾させる手口です。事業者が訪問してきたら、はっきり断り、再勧誘も不要だということを伝えましょう。
◆事例2
「近くで工事をしている者だが、お宅の屋根瓦がずれている。放っておくと雨漏りする」と訪問があった。応急処置をするというのでお願いした。家の様子も見るといったが、それは断った。信用できる業者なのか。
(80代 男性)
◇解説
センターでは事業者の信用性については判断ができません。本当に瓦がずれているのか、別の業者に見てもらうなどして対応しましょう。
◆アドバイス
「点検した後、劣化がある、交換が必要などと言われ、商品やサービスの契約を結んでしまった」「○○の点検が法律で義務化されていると電話があった」という相談も寄せられています。
最近、テレビや新聞などで強盗事件のニュースを見聞きします。犯罪の下見のために訪問し、家族構成や資産状況を電話で聞き出すこともありえます。訪問はインターホンでの対応や留守番電話の設定などが効果的です。
困ったときは消費生活センターへご相談ください。
問い合わせ先:市消費生活センター(安全安心課内)
【電話】096-248-5442
相談受付時間…平日 午前10時〜午後4時
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