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男女共同参画推進懇話会便(だんじょきょうどうさんかくすいしんこんわかいだよ)り

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熊本県合志市

男女共同参画推進懇話会
小西淑子(こにしよしこ)さん

私は、令和3年から榎ノ本区長を務めており、令和5年からは男女共同参画推進懇話会委員としても活動するようになりました。地域をみると共働き家庭も増え、お互いを尊重して、家事や育児を協力して頑張っているお母さん・お父さんたちも多くいます。
厚生労働省は、男性の子育て参加や育児休業取得の促進などを目的とした『イクメンプロジェクト』を平成22年に開始しました。そのほかにも、女性の活躍推進に取り組んだ企業に対する『えるぼし認定』、子育てサポート企業に対する『くるみん認定』といった労働環境などの改善につながる取り組みも行なわれています。日本のプライム市場上場企業の女性役員の比率も徐々に上昇してきており、令和5年は13・4%となりました。しかし、諸外国の女性役員割合とのギャップは依然として大きい状態です。
地域での女性の活躍についても、本市の状況を例に見てみましょう。
市には85の自治会(区)がありますが、女性の自治会(区)長は8人で、女性の割合は約11%です。内閣府の調べでは、全国に約24万ある自治会(区)の会長職に占める女性の割合は、約7%だそうです。
自治会(区)長は大変な仕事もありますが、地域の皆さんの思いを市に届け、自治会(区)の活性化につながるイベントを企画するなど、やりがいも大きいと感じています。私は、女性が更にリーダーシップを発揮できる環境になり、将来的に本市の自治会(区)長の女性の割合が30%くらいになっていってほしいと考えています。
また、若い世代にも自治会(区)の一員として活躍してほしいと思います。男性・女性問わず、地域の力を合わせることで、大きな力を発揮できると思います。

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