板楠小原地区では、水稲栽培管理技術向上及び今年の収量予測のため坪刈り調査を実施しており、毎年の恒例行事となっています。水稲刈取前の10月7日、半坪(1.65平方メートル)分の株数を刈取り、籾を外し生籾重(なまもみじゅう)を測定後、10a当たりの収量予測を行いました。
今年から熊本県育成品種である「くまさんの輝き」の栽培をしていますが、適正な水管理により、倒伏もなく生育良好となり、収量予測平均は昨年を上回る結果でした。
今年度は坪40株植えでの栽培でしたが、「くまさんの輝き」は栽植密度を高めることで収量が増加するため、その品種特性を発揮させるために来年度は坪50~60株植えとする予定であり、更なる高品質・高収量を目指し取組みを続けていきます。
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