文字サイズ
自治体の皆さまへ

和水町立病院からのお知らせ

21/38

熊本県和水町

■糖尿病と血糖コントロール
糖尿病になり血糖値が何年間も高い状態が続くと、血管が傷つき、腎臓病や網膜症、神経症など、様々な合併症を引き起こします。
糖尿病予備軍と病院で言われた方、糖尿病治療をしている方、また合併症が起きている方に共通することは、「血糖コントロール」の重要性です。
合併症を起こさない、悪化させず健康寿命を伸ばすことが「血糖コントロール」の目的です。
血糖値をコントロールするには、まず食事、運動が大切です。そして薬による治療があります。
○糖尿病の食事療法
食事によって、糖が体にとりこまれます。
体に取り込まれる糖の量やエネルギーのバランスなどを調整するのが食事療法です。

○糖尿病の運動療法
運動によって、糖が使われます。また、筋肉の量が増えることで糖を体にとりこみやすくなります。
その上、脂肪が減ることで、血糖値を下げるインスリンが効果を発揮しやすい環境を作ります。

○糖尿病の薬物療法
糖尿病の薬にはいろいろな種類があります。薬の種類としては、飲み薬と注射薬があります。
飲み薬では、インスリンの分泌を良くするもの・効きを良くするもの、食事でとった糖の分解・吸収を遅らせるもの、糖の排泄を促すものがあります。注射には、インスリンの分泌を促す注射や、インスリンそのものを外から補う注射があります。

■血糖コントロールの効果はどうやってわかるの?
血糖コントロールとは血糖値を適切な範囲に維持することですから、血糖値が適切な範囲に維持されていることを確認することで治療の効果を確認します。具体的には、血液検査で、血糖値やHbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)などを測って、確認します。
糖尿病の合併症をおこさない、または悪くさせないためには、HbA1cを7%未満にしておくのがいいと言われています。

問合せ:和水町立病院
【電話】0968-86-3105

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU