【新年のあいさつ】和水町長 石原 佳幸

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新年明けましておめでとうございます。
町民の皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのことと心からお慶びを申し上げます。
また、平素より、町政に対しまして、ご理解とご協力を賜り厚く御礼を申し上げます。
年頭に当たり謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
就任から早くも2回目の正月を迎えました。「人が元気、町が元気、新しい和水をつくる」という旗印のもと、まちづくり7つの政策を掲げ、全力で各施策に取り組んでおります。引き続き、責任感と使命感を持ち初心を忘れることなく、町政を進めて参ります。
昨年は、私たちの生活に多大な影響を与えた新型コロナウイルス感染症は、「5類」へと引き下げられ、町内においては、4年ぶりとなる第50回和水町古墳祭や第40回金栗四三翁マラソン大会、山太郎祭など感染対策を講じながら制限なく開催いたしました。町内外から多くの皆様にご参加いただき、賑わいの声を聞き、和水町に活気が戻ってきたと実感しております。
世界に目を向けますと、ウクライナ侵攻やパレスチナ・イスラエル戦争、北朝鮮によるミサイル発射など緊張感高まる国際情勢が私たちに大きな不安を与えております。さらに、戦争を背景にエネルギーや食料などの物価高騰や歴史的な円安などにより、私たちの日常生活や地域経済に大きな影響をもたらしました。
そのような中、支援策として、本年1月には町民の皆様の家計負担の軽減及び地域経済の振興を図るため、和水町生活応援商品券を発行いたします。今後も、町民の皆様が安心して安定した生活が送ることができるよう、各種施策を推進して参ります。
本町では昨年を振り返りますと、4月に、子どもたちの賑やかな笑い声や笑顔があふれるよう、子育てを全力で応援したいという思いから、子ども子育て応援のまちとして、出生祝金の拡充や入学祝金の新設、保育所等の副食費、小中学校の給食費無償化などの子育て支援への取り組みを始めました。引き続き、子どもたちの健やかな育ちを助けるとともに安心して子育てができる環境の整備づくりに努めて参ります。
11月からは、マイナンバーカードを利用して、住民票、印鑑登録証明書をコンビニエンスストア等で取得できるコンビニ交付サービスを開始しました。また、先行的に町が発行する町税等の一部納付書をコンビニエンスストアやスマートフォンアプリを利用したお支払いが可能となりました。本年4月からは、全ての町税や各種料金の支払いが可能となるよう整備を進めており、引き続き、町民の皆様の生活がより便利となるよう取り組みを推し進めて参ります。
また、国史跡であり、和水町のシンボルである「江田船山古墳」は発掘150年を迎えました。出土した92件の副葬品は全て国宝に指定され、歴史的価値の高い資料として現在は東京国立博物館に展示保管されており、郷土の誇りであります。古墳公園一帯が今後さらに訪れる方々の憩いの場、賑わいあふれる場となるよう、整備を進めて参ります。
本年は、特別養護老人ホームきくすい荘の建替え工事事業における造成工事への着工や親子三世代が集える公園整備等、町民の皆様の笑顔があふれる和水町の未来を見据え、和水町に必要なものは何かを見極めながら、そして、町民の皆様と対話を重ねながら取り組みを進めていかなければならないと考えております。
当町の将来像であります「笑顔輝き　魅力あふれる和水町」の実現に向け、町議会をはじめ各種機関と連携をとりながら、町民の皆様が笑顔で住みたい、住み続けたいと思えるまちづくりの創造にまい進して参りますので、本年も引き続き皆様方のご理解とご協力賜りますようお願い申し上げます。
最後に、本年が皆様にとりまして、幸多き素晴らしい一年となりますことを祈念申し上げ、年頭の挨拶とさせて頂きます。