町内小中学校の様子をお知らせするため、定期的に掲載を行っています。
■三加和小学校
○「伝える力」の育成 ~自分の思いや考えを伝え合う取組を通して~
三加和小学校では、国語科を中心とした校内研究を行っています。5・6年生は、読売新聞の「よむYOMUワークシート」を活用して、様々な話題に触れながら読解力を高めています。3年生は、NIE活動のために来校された熊本県立大学の13名の大学生と交流をしました。まず、熊本日日新聞の「くまTOMO」のいくつかの記事を読んで、その中から記事を選び、自分の考えをまとめる活動を行いました。3年生だけでは新聞を読むのは難しいですが、漢字にはふりがなが付けてあり、大学生と一緒に読むことで記事の内容をしっかり理解することができました。子供たちは自分が選んだ記事に対して、「ぼくは、『長旅の途中、栄養補給 ~シギやチドリたちの中継地~』という記事が気に入り、選びました。なぜなら、ぼくたちは8時間ぐらいしか寝ないのに、セイタカシギは、3日も休養しているのがおもしろいと思ったからです。シギやチドリたちは、カニやゴカイなどを食べることもわかりました。(後略)」と、記事を選んだ理由や自分の感想などをまとめて発表しました。短い時間でしたが、NIE活動を通して、楽しく充実した時間を過ごすことができました。
※NIEとは…学校などで新聞を教材として活用する活動のこと
■菊水小学校
○「人権の花」が大きく育っています
菊水小学校では、昨年度『みんなを大切に 笑顔の花を咲かせよう!』のテーマのもと「人権の花」運動に取り組みました。6月の「伝達式」でたくさんのお花をいただき、みんなで育てたそのお花からたくさんの種をとることができました。そして、取組の最後である11月の「終了式」では、その種を風船につけてとばすことができました。数日後、大分県の津久見小学校の先生や、大分市、九重町、臼杵市の方々から、「種が届きました」とのお便りが届き、みんなの思いが届いた気持ちがしてとてもうれしかったことを思い出します。
そしてまたうれしいことがありました。その種を大切に育てていただいた方からお手紙と写真が今年の9月9日に学校に届いたのです。現4年生の児童がとばした種が大分県日田市天瀬町の山に落ちていたのだそうです。それを見つけていただいた方が、種を植え、育てていただいていたのです。それだけではなく、育った花の写真3枚(右はそのうちの1枚)を下の手紙に添えて送っていただきました。本当にありがたいことだと感謝の気持ちがあふれました。
近くの山でシイタケの木を切っている時に、この紙袋を見つけました。中に入っているひまわりの種を6月ごろ畑に植えたら、こんなに大きく育ちました。これからもいろんな活動をしてください。
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