■和水町立病院で食べる・飲み込む力の検査(VF検査)を実施しています
和水町立病院では令和5年9月から主に入院患者様に対して、食べる・飲み込む力を調べる検査(ビデオ嚥下造影検査:以下、VF検査)を実施しています。VF検査の適応は摂食嚥下(食べる・飲むこと)障がいの疑われる患者様に行い、検査することにより摂食嚥下のリスクの評価をし、リハビリが必要な人には、嚥下リハを行います。
検査の目的は大きく2つあり、食べる・飲み込む力が何故(どんな病気で)低下しているのを知るための「診断のための検査」が1つ、次に食べる・飲み込む力を最大限に発揮させる「治療のための検査」の2つがあります。
検査方法は造影剤(バリウムを薄めたもの)を含んだ食物をレントゲン(X線透視)下で食べて、映像(透視像)を機器に録画します。その後、録画した映像を見直し、診断・治療へ反映させていきます。
食事の際に「せき込む、むせる」、「食事の量が減った」、「食べるのに時間がかかる」、「食事の後、がらがら声になる」などや、食事以外でも「徐々に体重が減っている」、「原因不明の発熱が続く」などといった症状は食べる・飲み込みの障がいの可能性があります。気になる人は和水町立病院でVF検査をしてみませんか。
問合せ:和水町立病院 リハビリテーション科
【電話】0968・86・3105
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