食欲の秋がやってきました!秋の味覚で美味しいものはたくさんありますが、今回は「さんま」が登場する絵本を紹介します。まだまだ暑い日が続きそうですが、旬のものを食べて、本を読んで、体と心に栄養補給してください。
■「落語絵本 めぐろのさんま」
川端 誠(クレヨンハウス)
お殿さま一行が馬を駆り、ひなびた里へさしかかったお昼時、さんまの焼けるにおいが漂ってきます。殿さまは鼻をピクピク、「さんま?それはなんじゃ」。初めて口にし、「さんまとは美味」「目黒は、よいのう。代わりをもて!」とご満悦。城に帰っても、目黒で食べたさんまの味が忘れられず、無理を言って、ようやく口にしたさんまとは⁉庶民でよかったと、しみじみ思います。
■「きょうのごはん」
加藤 休ミ(偕成社)
買い物を終えた夕方になると、どの家からもいい匂いがしてきて…それぞれの家のそれぞれの晩ご飯を、自由気ままな身分のねこがのぞいて回ります。どの家のご飯もおいしそうで、なかでもさんまの焼き色がとってもリアルなんです。そして最後には、ねこもとびきりの晩ご飯にありつくことができます。皆さんの今日の晩ご飯は、何ですか?
開館:午前9時~午後10時(年末年始除く)
1回につき1人5冊まで、2週間借りることができます。
問合せ:
中央公民館図書室【電話】0968・86・2022
三加和公民館図書室【電話】0968・34・3047
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