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【新年のあいさつ】和水町長 石原 佳幸

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熊本県和水町

新年明けましておめでとうございます。
町民の皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのことと心からお慶びを申し上げます。
年頭に当たり謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は、新年早々に石川県能登半島を震源とするマグニチュード7・6と非常に強い地震が発生しました。また、日向灘を震源とする最大震度6弱の地震直後には、初めて南海トラフ地震臨時情報が発表されました。地震のみならず、台風や大雨など自然災害の発生を予想することは困難であり、時として、想像をはるかに超える力で襲ってきます。そのような中、本町の指定避難所であるスカイドーム2000には、避難時に快適に過ごすことができるよう、空調設備の整備を行いました。同じく、和水町体育館や菊水小学校、三加和小学校体育館においても空調の整備が進んでおります。今後も、より一層、関係機関と連携し、防災体制の強化を図るとともに、町民の皆様の防災意識の高揚に努め、安心・安全なまちづくりを目指して参ります。
さて、昨年の本町を振り返りますと、人口戦略会議において、和水町は消滅可能性自治体に位置付けられました。人口減少社会が到来する中、地域の魅力向上と住民サービスの維持を目指すため、更なる子育て支援、移住定住促進、地域活性化など人口減少対策の総合的な推進を図っていく必要があります。
昨年5月には、町内の農林水産業等の振興と「食」を通して町の魅力を発信するため、株式会社食文化様と包括連携協定を締結しました。その取り組みの中で、11月には、東京の赤坂四川飯店にて、本町の自慢の農水産物を使用したメニューを考案していただき、期間限定で和水町フェアが開催されました。今後においても、本町の農水産物PRや販路拡大を行い、食を通した町の魅力づくりに取り組んで参ります。
また、TSMC関連企業の進出による、今後のインバウンドの増加や定住外国人の増加を見据え、5月に台湾屏東県九如郷と地域振興や人材育成などを目的に国際交流促進覚書(MOU)を締結しました。今後は、観光やスポーツ、教育、農業などの分野において、相互の活性化及び発展に向け、交流事業を推進して参ります。
きくすい荘施設整備事業については、12月議会において、建替えのための債務負担行為の予算22億5千5百万円を議決いただきました。今後、入札・契約の手続きを進め、令和8年秋の竣工を目指すとともに、老朽化と耐震性能不足の課題を解決し、さらなる高齢者福祉の向上に努めて参ります。
本年は、江田船山古墳公園周辺及び三加和温泉周辺での親子三世代が集える公園の整備をはじめ、町民の皆様の笑顔があふれ、和水町の10年後、20年後の将来に希望が持てる未来にするために、何が必要なのかを見極めながら、そして、町民の皆様と対話を重ねながら、各種施策に全力で取り組んで参ります。
当町の将来像であります「笑顔輝き 魅力あふれる和水町」の実現に向け、町議会をはじめ各種機関と連携を図りながら、町民の皆様が笑顔で住みたい、住み続けたいと思えるまちづくりの実現に向け、まい進して参りますので、本年も引き続き皆様方のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、本年が皆様にとりまして、幸多き素晴らしい一年となりますことを祈念申し上げ、年頭の挨拶といたします。

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