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2023うと地蔵まつり

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熊本県宇土市

うと地蔵まつりが8月23日(水)、24日(木)の2日間、市街地一帯を歩行者天国として開催され、のべ10万人が来場しにぎわいました。新型コロナウイルスの影響でフル開催は4年ぶり。
23日(水)にはのべ7万人が来場し、恒例の花火大会を開催。2千5百発の花火が宇土の夜空を彩りました。
24日(木)には、市民約500人による、うとダンスパレードがあり、浴衣や法被、おそろいのTシャツ姿の踊り手たちが祭りに花を添えました。
両日とも、市民会館前やカメヤ前のステージでは、各団体が迫力のある太鼓や華やかなダンスなどで観客を魅了しました。

■感動と感謝の夏
通りの左右に並ぶ屋台、盛り上がりをみせるステージイベント、そして何より、そこに集う皆さんのあふれんばかりの笑顔でまちが熱気に包まれる「まつり」が私は大好きです。

本市の夏を彩る風物詩「うと地蔵まつり」。4年ぶりに制限なしで開催することができた今年は、市内外から多くの皆さんにご来場いただき、コロナ禍以前をしのぐほどのにぎわいとなりました。
それもそのはず、目玉となる花火が打ち上げられた初日は、市の人口の何と2倍近くにもなる約7万人が、また「民謡ダンスパレード」(参加型)でおまつりモードが一層の盛り上がりを見せた2日目には約3万人が訪れ、2日間での人出は約10万人にも上りました。
また、地蔵まつりの呼び物といえば「造り物」です。今年は22基が造られましたが、それぞれ工夫を凝らし、見物客を大いに楽しませてくれました。

「イベント(まつり)には、人と街をつなぎ、人や街を元気にする力がある」
これは以前も紹介した私の自論ですが、久しぶりに街全体が活気づき、熱気に包まれた地蔵まつりに参加して、改めて心からそう感じています。
そして、まつりなどのイベントの運営には、地域の皆さんを始め参加者など、多くの方々のご理解とご協力なくして、実現できるものではありません。
地蔵まつりの「造り物」が伝統文化として絶えず継承し続けられているのは、地域や団体などの皆さんによるもので、また、まつりが終わった翌日に街がきれいになっているのは、何年も前から鶴城中学校の生徒さんたちが早朝に清掃のボランティアをしてくれているからです。街に活気を生み出す源は、このように縁の下で支えてくださっている皆さん、お一人おひとりの存在です。ご協力くださいました皆さんに心から感謝します。

地蔵まつりの期間中、うれしいニュースが舞い込んできました。鶴城中学校女子ハンドボール部が全国中学校体育大会で5年ぶり6度目の優勝を果たしました。まつりのステージイベントに駆け付け、飛び切りの笑顔で届けてくれた“全国制覇”という明るい話題に、会場全体の熱気が更に高まったことはいうまでもありません。優勝、おめでとう!活力の源となる偉業を果たしてくれてありがとう!

※彼女らの活躍は、本紙9ページで詳しくご紹介しています。ぜひぜひご覧ください!

宇土市長 元松 茂樹

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