決算報告(2)

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■市債
市債残高は、216億9,021万円
令和4年度に比べて7億7,309万円の減少
市債は、公共施設(学校や道路)の整備など、大きな事業をするために借り入れるお金のことで、多世代で利用する施設を公平に負担する役割も担っています。
令和5年度は、公共施設整備(道路・河川・農業農村整備・水産基盤整備など)に係る事業に3億1,290万円、網田コミュニティセンター建設事業などの辺地対策に係る事業に2億9,050万円、防災・減災・国土強靭化緊急対策などに2億1,890万円など、合計15億553万円を借り入れました。一方、22億7,862万円の元金を返済したことで、残高は7億7,309万円減少しました。

市民1人当たりの借金
598,020円(前年度比△18,037円)

市債残高の推移

■基金
基金残高は、73億8,738万円
令和4年度に比べて1億3,104万円の増加
基金は、法律や条例に基づいて設置します。歳入から歳出を差し引いた残額の一部を積み立て、臨時の出費や財源不足が見込まれる場合に取り崩す「財政調整基金」や、特定の事業のために積み立てる「特定目的基金」などがあります。
令和5年度は、ふるさと宇土応援基金から5億9,800万円、平成28年熊本地震復興基金から9,988万円など、基金から取り崩しを行い事業に活用しました。また、将来の公共施設整備を目的に、市有施設整備基金へ10億円積み立てるなどし、基金残高は1億3,104万円増加しました。

市民1人当たりの預金
203,677円(前年度比+4,672円)

基金残高の推移

■令和5年度の主な事業
(1)子ども・子育て支援施設整備事業
事業費：1億586万円
概要：待機児童の解消などを図るため、花園小学校内に規模を拡大した学童施設を建設しました。
(2)公開型GIS導入事業
事業費：1億6,636万円
概要：市が所有する様々な地図情報を集約した公開型GIS「うとまっぷ」の運用を開始しました。
(3)物価高騰対策宇土市民応援事業
事業費：1億9,456万円
概要：物価高騰による生活負担を軽減するため、市民一人当たり5千円の商品券を配布しました。

問合せ：財政課　財政係
【電話】27-3308