つながり、共に育む場所 子ども食堂・地域食堂

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地域のみんなで子どもを育み、おなかも心も満たしてくれる「子ども食堂・地域食堂」。市内でも支え合いの輪は広がっており、現在では5か所で子ども・地域食堂が開催されています。
子ども・地域食堂を利用する人、ご飯を作る人、食材や物資を提供してくれる人など、子ども・地域食堂への関わりかたはさまざまです。
今回は、「仕事や育児に忙しい親の力になりたい」「みんなの交流の場に」という思いを込めて運営されている市内5か所の子ども食堂、地域食堂をご紹介します。

■子ども食堂、地域食堂の役割
◇親へのサポート
仕事や家事で疲れている親御さんがちょっと一休みし、子どもとの時間を大切にする手伝いをします。

◇地域の高齢者の居場所に
さまざまな世代、立場の人が集まり、対応な関係で交流することで地域の活性化につながります。

■利用方法
◇電話や公式LINEからの予約
利用人数を把握するため、事前予約制の食堂もあります。各食堂に電話でお問い合わせいただくか、公式LINEやインスタグラムをご確認ください。

■ボランティア募集
料理ができる人、地域活動のお手伝いをしたいなど、自分ができることで、子どもや地域のために活動してみませんか。ボランティアについては、各食堂に直接お問い合わせいただくか、市社会福祉協議会【電話】23-3756にお問い合わせください。

■あ・うんコミュニティカフェ
場所：柴尾音楽教室(境目町823)
実施日時：毎月第2・4土曜日　12：00～14：00
料金：中学生以下300円、高校生以上500円
あ・うんコミュニティカフェでは、マクロビオティックを勉強したスタッフが、砂糖を使わない、玄米や無農薬食材を使うなどこだわりが詰まった料理を提供しています。
添加物を使った食品が多いこの時代だからこそ、「食材本来の味や旬の野菜を楽しんでほしい」という思いから始まった、あ・うんコミュニティカフェ。「心が込もっていておいしい」「便秘が治った」などの声をいただきます。みんなで健康になって地域を盛り上げていきましょう。
お子様用の部屋やおもちゃ、食後遊ぶことができるホールも併設しています。ぜひご家族連れでお越しください。

問合せ・申込先：柴尾
【電話】090-4981-8783
ご利用の前日までにご連絡ください。

■五色山食堂
場所：釈光ビレッジ(松山町2498)
実施日時：毎月第3土曜日　11：30～14：00
料金：小学生以下無料、中・高生100円、大人300円
五色山食堂は、月に1回季節の食材を使った弁当の配布を行っています。利用者は、仕事や家事、育児で忙しいお母さんや、地域の高齢者が多く、毎回約40食作っています。市内の八百屋(大喜)さんから野菜、明治安田生命宇土営業所さんからフードバンクの提供をいただいており、いただいた食材見て毎回メニューを考えています。この食堂は、一般社団法人子ども食堂ネットワーク(東区桜木)と理事長(水野秀昭さん)につながりがあったことがきっかけで始まり、障害者向けグループホーム釈光ビレッジ、釈光学園の職員で運営しています。
毎日忙しいお母さんたちが、家庭での仕事を少しでも休む時間を持てるようにと心を込めてお弁当を作っています。

問合せ・申込先：釈光ビレッジ
【電話】22-2333
ご利用の前日までにご連絡ください。

■走潟食堂
場所：走潟公民館(走潟町822)
実施日時：毎月最終土曜日　11：00～12：00
料金：高校生以下100円、大人300円
走潟食堂では、地元の有志約10人のスタッフが毎月1回、地元で採れた野菜を使った料理を40～50食作っています。
あるスタッフが「80歳手前になって、活躍できる場所があるって幸せよね。」と言いました。「誰かのために」よりも、自分が楽しいと思うことをした結果、来てくれた人たちが喜んでくれる。スタッフ皆が同じ思いで活動しているからこの食堂は続いています。
さらに、年に1、2回地域のPTAと連携して、そうめん流しなどのイベントを行っています。ご飯を食べると自然と笑顔になりますよね。走潟食堂は、子どもからお年寄りまでいろんな世代が寄って話せる皆の居場所、食を通して地域をつなぐ存在で在りたいと思っています。

問合せ・申込先：澤田
【電話】080-1733-1385
ご利用の前日までにご連絡ください。

■未来食堂
場所：昭和カフェ　銀乃船(石小路町46)
実施日時：毎月第2土曜日　11：00～14：00
料金：高校生以下無料、18歳以上300円
未来食堂は、宇土市で初めてできた子ども食堂で、平成29年6月から開始し、会食ができなかったコロナ禍でも、お弁当の配布を行い続けてきました。昭和カフェ銀乃船を使用して、銀乃船のスタッフ、銀乃船で働く銀河カレッジの利用者、地域ボランティアの皆さんで毎月1回約120食の料理を提供しています。「地域のために何かできることはないか」と梅田伊津子施設長が始めた未来食堂。恒例になっている梅田施設長による紙芝居は、訪れた人々と触れ合うツールの1つになっています。
大人から子供まで、だれでも、どんな人でも気軽に利用できる食堂です。皆で美味しいごはんを食べ、楽しい時間を過ごしましょう。

問合せ：昭和カフェ銀乃船
【電話】22-5623(予約不要)

■子育て応援「ぷらっと」　まちなかキッチン「ぷらっと」
場所：宇土公民館(浦田町51)
実施日時：毎週水曜日　17：30～19：30
料金：小学生まで無料、大人500円
対象：市内在住で、0～6歳までの未就学児がいる家族
ぷらっとでは、仕事、家事、育児など負担が大きい就学前のお子さんをお持ちの親御さんをサポートしたいと毎週水曜日に地元産の食材を使った料理を提供しています。毎週提供するメニューを考えるのは、管理栄養士の今村かをる代表。栄養バランスと組み合わせを考え、子どもたちの食育になればと毎週頭をひねっています。利用者からは、「献立の参考になる」「子どもが家では食べないのにぷらっとでは食べる」などの声をいただきます。公式インスタグラムでは、毎週メニューを掲載しています。ぜひご覧ください。
ぷらっとで働くスタッフは、「できる人ができるときに」をモットーにお世話好きなスタッフが集まっています。みんなが家族のようなアットホームな雰囲気です。子育てを頑張る皆さんを夕食で応援していきます。

問合せ・申込先：公式LINEから事前にご予約ください。