〝挑戦し続ける人で在りたい!〞
先月、東京都で開催されたミス・インターナショナル世界大会に日本代表として出場した市親善大使の植田明依さん(緑川地区出身)の言葉です。世界を舞台にした挑戦で、植田さんは見事「ミス・アジアパシフィック」の称号を手にされました。発表の瞬間、庁舎内で開催された応援イベント会場は歓喜の渦に包まれました。栄えある受賞、誠におめでとうございます。
植田さんの世界大会出場への挑戦は、2022年のミス・クマモトへの出場を決意したその瞬間から始まりました。2年半にも及ぶ夢の舞台への挑戦は、言葉では言い尽くせない努力の連続であったことと思います。
特に、2023年に日本代表となり「美と平和の親善大使」を務められたこの1年間は、国際親善など様々な活動に奔走する傍らで世界大会への出場に向けた準備に奮闘する日々であったことでしょう。語学の習得や日本文化の勉強、舞台パフォーマンスのための心身の鍛錬など、多岐にわたるトレーニングを続けるためには、困難に屈しない強い意志が必要であったはずです。世界大会での堂々としたパフォーマンス、大会前に行われた事前審査での流ちょうな英語による質疑応答、そして手にした「ミス・アジアパシフィック」の称号が、その努力の跡を物語っていました。また、ご家族からのサポートが何よりも大きな支えとなり、その絆が彼女を一層強くしたのではないかと思います。
夢の舞台を終え帰郷した彼女が真っ先に語ったのは、周囲への感謝の気持ちでした。外見の美しさだけでなく、挑戦し続ける志の高さや凛とした芯の強さ、そして感謝の心といった内面からあふれでる美しさが以前にも増して感じられました。
日本代表選出後の私との対談で、自らについて「挑戦し続ける人でありたい。教員(当時)として挑戦し続ける姿を子どもたちに見せることで、勇気や希望を与えたい」と熱く語ってくれた植田さん。彼女は今後について「子どもたちに挑戦することの大切さや世界に挑んだ経験を還元したい、宇土市を含め日本の良さを世界へ発信する。日本と世界の架け橋となりたい」と力強く語ってくれました。その言葉から、彼女の挑戦し続けることへの情熱と無限の可能性、市親善大使としての活躍にも期待が高まります。
私たちはこれからも植田さんの挑戦を全力で応援し続けます!
元松茂樹
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