やわらかな春の日差しに木々や花々が芽吹き始め、春の訪れを感じる季節となりました。春といえば「桜」、桜といえば…。各地に名所は多々ありますが、当然ながら私のおすすめは宇土市が誇る桜の名所「立岡自然公園」です!
立岡池と花園池を囲むようにして立ち並ぶ約2,000本の桜並木と、水鏡に映る逆さ桜が幻想的で県内有数の桜の名所としても知られています。今年は、見頃の期間に夜間のライトアップも復活(※)します。春のひととき…儚い絶景をお楽しみいただけること間違いなしです。今年も多くの皆さんのお越しをお待ちしています。
また、春といえば人生における節目を迎える季節でもあります。公務で卒業や入学、職員の退職や入庁など節目の行事に出席する機会が多いこともあって、「人生の節目」を感慨深く感じる時期でもあります。特に来年度は、私自身、還暦を迎える年度でもあり「節目の歳」としての感慨もひとしおです。そんな節目の歳に関する有名な言葉が、孔子の論語の一説にあります。訳すと次のとおりです(原文は漢文)。
「私は十五歳のとき学問で身を立てていこうと決意した(志学(しがく))
三十歳になって、その基礎ができて独り立ちできた(而立(じりつ))
四十歳になると、心に迷うことがなくなった(不惑(ふわく))
五十歳になって、天が自分に与えた使命を悟った(知命(ちめい))
六十歳になると、人の言うことが素直に聞けるようになった(耳順(じじゅん)
七十歳になると、思うように行動しても、人の道を踏みはずすことがなくなった(従心(じゅうしん))」
実践するのは簡単ではありませんが、このような人生に一歩でも近づくことができるよう孔子の言葉を念頭におきつつ、心身ともに充実した一年にしたいと思います。そのためには、まずは健康第一です。ローマも健康も一日にしてならず!気合を入れて、食生活や運動など生活習慣を見直さなければ…と思っているところです。
その健康管理において最も大切なことは、自身の健康状態を把握することです。そのために私は年に一度の健診は欠かさず受診するように努めています。皆さんはいかがでしょうか?
市では、市民の皆さんの健康をサポートするために、各種健診やがん検診、予防接種などの補助事業(無料の健診有り)を行っています。来年度の健診について、詳細は本紙20ページに掲載しています。健康で活力に満ちた人生をおくるため、健診を活用して健康管理に努めましょう。
※詳しくはホームページをご確認ください。
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