多くの市民が気軽に交流できる多目的交流施設を整備し、図書館機能を移転します。さらに、誰もが気軽に立ち寄れる居場所も併設する計画です。
多目的交流施設には、子どもたちが気軽に本に触れることができる空間、絵本などの読み聞かせができる場所、幅広い年代が勉強できる学習スペース、子育て世代が交流できる場所を提供したいと考えています。
この多目的交流施設は、気軽に立ち寄り自由に過ごせる居場所に留まらず、他の利用者とコミュニケーションを取ることができる居場所を想定しています。多様な価値観・背景を持つ子どもたちや異世代とお互いの立場を気にすることなく、気楽に交流できる居場所であり、ここで過ごすことにより新しい価値観や学びが得られ、それぞれの成長につながることが期待されます。この施設は2026年度から改修し、2027年4月オープンを目指しています。
■プロデューサーにインタビュー
多目的交流施設整備事業プロデューサー フリーアナウンサー 本橋 馨さん
◇宇土市のことはご存知でしたか?
もちろんです。テレビタミン時代には、いろんな名所を取材させていただきました。御輿来海岸や住吉自然公園に行き、轟水源では、子どもたちに交じって泳いだこともあります。特に大太鼓収蔵館に興味があり、貴重な太鼓が多く保存されていることに感動しました。
◇多目的施設作りのどんなところに力を入れたいですか?
ローカル局のアナウンサーは、テレビカメラの前で話すだけではありません。番組立ち上げからディレクターなどとコンセプトを考え、視聴者ニーズを調査するなど一緒にものづくりをやってきました。
番組作りと公共施設作りはリンクするところがあると考えています。コンセプト作成や市民の皆さんのニーズを収集することに関して、今までの経験を活かすことができると思うので、市役所と市民の皆さんとのパイプ役として活動していきたいです。
◇市民の皆さんにメッセージをお願いします
私は、この施設を市民の皆さんと一緒に作っていきたい。さらに、応援団として一緒に盛りあげてほしいと思っています。この事業に多くのお金は使えないけれども、皆さんの情熱、郷土愛、手づくりをキーワードに良い施設にしていきたい。ぜひ多くの人にアンケートにご協力いただきたいです。これから施設が完成するまでの3年間精一杯頑張ります。
■本橋馨さんが多目的交流施設整備事業プロデューサーに就任
6月18日(火)、宇土市役所でフリーアナウンサーとして活躍されている本橋馨さんの宇土市多目的交流施設整備事業プロデューサー就任式が行われました。本橋さんは、1986年から長きに渡り熊本県民テレビ(KKT)で「テレビタミン」などを担当され、「モッちゃん」の愛称で熊本の夕方の顔として活躍されました。2023年3月に熊本県民テレビを定年退職後、フリーアナウンサーとして活動されています。今年4月に本橋さんが所属する会社と業務委託契約を締結し、本橋さんには2027年度オープンを予定している図書館機能を備えた多目的交流施設にプロデューサーとして携わっていただきます。就任式では、元松市長が「本橋さんがこれまでテレビで培った経験と力を借りて計画を進めていきたい。」と話されました。
■市民アンケートへご協力ください
市では、幅広い世代が交流する施設の整備を計画しています。市立図書館は、その施設内に移転します。
アンケートは、市民の皆さんから、施設整備に関するご意見をお伺いするものです。多くの皆さんからのご回答をお待ちしています。
※アンケートの回答は、お一人様1回とさせていただきます。
◇施設整備の5つのポイント
1.核となる施設は、図書館
2.子ども~学生~シニアの幅広い年代が利用
3.スポーツ施設利用者の休憩スペース
4.子育て世代が利用できる交流スペース
5.民間施設跡を改修
回答方法:スマートフォンタブレット端末から
回答期限:令和6年7月31日(水)まで。詳しくは、市HPをご覧ください。
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