寒い時期は、ノロウイルスによる食中毒が多発します!

20／34

■ノロウイルスとは?
ノロウイルスは、小さな球形をしたウイルスで、非常に強い感染力をもっています。感染経路には次のようなものがあります。

◆ノロウイルスの感染経路
▽ノロウイルス食中毒
・感染者の手で汚染された食品(近年増加)
・汚染された二枚貝
・汚染された井戸水など

▽ノロウイルスによる感染性胃腸
・汚物(ふん便・吐ぶつ)
・ヒトからヒト(飛沫感染)

■ノロウイルスの症状は?
感染から発症までの期間(潜伏期間)は24時間から48時間で、主な症状は吐き気、おう吐、下痢、腹痛、軽度の発熱です。通常、これらの症状が1日から2日続いた後、治癒し、後遺症もありません。しかし、持病のある人や乳幼児、高齢者などは、症状が重くなる可能性もあるので注意が必要です!

■ノロウイルスによる食中毒を防ぐには?
ノロウイルスによる食中毒を防ぐポイントは、次の4つです。

◆ウイルス性食中毒予防の4原則
(1)持ち込まない…健康な人が料理
(2)ひろげない…調理器具などの洗浄・消毒
(3)つけない…手洗い
(4)やっつける…加熱処理

■ノロウイルスに感染してしまったら…
ノロウイルスはヒトからヒトへも感染します。もしノロウイルスに感染していた場合、無理をして職場や学校に行くことで、感染を広げてしまう恐れがあります。
おう吐や下痢、腹痛など、ノロウイルスに感染したと思われる症状が出たら、仕事や学校を休んで自宅で療養してください。必要に応じて医療機関にかかりましょう。
(引用：厚生労働省ホームページ)

ノロウイルスを予防しながら、元気に冬を楽しみましょう!

問合せ：健康づくり課　母子保健係
【電話】27-4428