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宇土市の予算

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熊本県宇土市

令和5年度当初予算が令和5年3月市議会定例会で審議され、3月22日(水)に可決成立しました。
一般会計当初予算は、前年度6月補正後の予算と比較して、11億3,621万3千円増の総額215億9千万円としましたので、その概要をお知らせします。

■依存財源の割合が増加
歳入面では、市税などの自主財源が87億4,886万5千円(40.5%)。国からの地方交付税や国・県からの補助金などの依存財源が128億4,113万5千円(59.5%)で歳入の多くを国や県に依存していることがわかります。
依存財源は、投資的経費の増加に伴い市債が増加したことなどにより、8億265万2千円の増額(前年度比+6.7%)となりました。

■投資的経費の割合が増加
歳出面では、職員の人件費や主に社会保障関係の経費となる扶助費などの義務的経費が100億5,151万3千円で、全体の46.6%を占めています。公債費は前年度比4.0%の増加となりましたが、人件費は前年度比1.4%の減少、扶助費は前年度比3.6%の減少となり、義務的経費全体では1.3%の減少となりました。
投資的経費は、庁舎再建工事に係る災害復旧事業費が減少しましたが、普通建設事業費が増加したことにより、8億1,027万9千円の増額(前年度比+30.5%)となりました。

■過去最大となる予算規模
令和5年度は、大きく変化した社会情勢に対応すべく、「今、真に必要とされている取組」、「未来への種を撒く事業」、「カイゼン」に重点を置いた調製を行い、過去最大の予算額となりました。
また、令和5年度は、第6次宇土市総合計画後期基本計画のスタート年度です。総合計画に定めた5つの〝輝く〟ふるさとづくりの柱に基づき、着実に計画を推進するための予算となっています。

■令和5年度一般会計は215.9億円(前年度6月補正後比5.6%増)

■語句の説明
【歳出】
義務的経費:市の運営のために必ず支払わなければならないお金
投資的経費:施設や道路整備など、生活基盤を整えるために使うお金
扶助費:社会保障制度の一環として、現金や物品などを支給する費用
公債費:借入金の返済にかかる費用
物件費:消耗品や業務委託料など
繰出金:一般会計から特別会計などへ繰り出すお金

【歳入】
自主財源:市が自主的に集めるられるお金
依存財源:国や県から交付されるお金や市債
市税:市に納める税金(市民税、固定資産税など)
繰入金:基金などから一般会計に繰り入れるお金
地方交付:税全ての市町村が一定の行政サービスを行えるように国が交付するお金
国庫支出金:市が行う事業に対して国が交付するお金
県支出金:市が行う事業に対して県が交付するお金
市債:市が行う事業に充てるための借入金
地方譲与税:国税として集め、全部または一部が市町村に譲与されるお金

●一般会計の当初予算額の推移

※R4年度は6月補正後の額

○企業会計(水道事業)予算額(単位:千円・%)

○企業会計(公共下水道事業)予算額(単位:千円・%)

○特別会計予算額(単位:千円・%)

○一般会計予算の主な事業(分野別)単位:千円

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